(株)にいがた事業承継サポート室の土田正憲です。
10月から11月にかけて全6回にわたり、私と弊社取締役の土田克則が三條信用金庫様が開催する創業フォローアップ塾で講師を務めます。セミナーの名称こそ「創業フォローアップ」ですが、その内容は第二創業にも対応していますので、事業承継後に事業展開について検討している方もぜひご参加ください。詳しくは下のURLからどうぞ。
■創業フォローアップ塾
http://www.shinkin.co.jp/sanshin/cgi-bin/view/news_detail.cgi?p=356
1週間ぶりの更新。
先週の日曜日、(一社)新潟県中小企業診断士協会が実施する中小企業診断士2次試験対策講座の講義だった。
この講座、とにかく楽しい(私にとってということですが)!
私が2次試験に合格したのが平成19年。かれこれ8年も前のことになる。私は2次試験に悩まされた。そこで取り組んだのがマニュアルづくり。過去問を解くことを通じて自分自身の「思考のクセ」を洗い出し、それに対して一つひとつ対策を考えマニュアルとしてまとめた。マニュアルづくりの効果は絶大で、これによって合格できたといっても言い過ぎではない。一番の効果は、2次筆記試験の「問題の構造」を理解できたこと。問題がどのような構造になっているかがわかると自然と解き方がわかってくる。 私が作ったマニュアルの1ページにはこのように書いてある。
2次試験とは、「作問者の言いたいこと」を読み取る力を試す試験である。
だから、「作問者の言いたいこと」がわかりさえすれば合格できる。
なぜならば、事例問題の答えは「作問者の言いたいこと」にあるから。
2次試験の学習とは、「作問者の言いたいところ」の見つけ方を学ぶことである。
読解力とは、「作問者の言いたいこと」を読みとる力である。
思考プロセスとは、「与件文のどの部分を根拠に解答を作ったか」ということである。
応用能力とは、思考プロセスから「整合性」ある結果を導き出す能力である。
↓
2次試験は「国語の試験」である
講義のために平成25年度の問題を実際に解いてみたが、まるでパズルを解くようだった。それにしてもよくできている。
私は2次試験の勉強には過去問を解くことを強くすすめている。くわえて言うと、私の場合、1つの事例問題を3回連続で解いていた。この方法も「問題の構造」を理解するのに役立った。
もう2次試験対策について話すときりがない!ということで今回はここまでとしたい。次回の講義が楽しみだ。
今日は長岡青年会議所の60周年記念祝賀会だった。当初は記念式典からの出席を予定していたが、仕事の都合で祝賀会からの出席となった。
祝賀会はすばらしかった。フェニックス花火がアオーレ・アリーナ内のスクリーンいっぱいに映し出されたフィナーレには感動を覚えた。卒業してもうすぐ2年となるが、同青年会議所のメンバーだったことを誇りに思う。祝賀会後の、同年卒業メンバーの懇親会も楽しかった。パワーある人たちに会うことができ、お陰ですぐれなかった体調も回復した。
今夜は長岡市内のホテルに泊まり。明日の中小企業診断士二次試験対策講座に備える。