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 事業承継 Archives

企業再生からの卒業

2018/07/24  カテゴリ:事業承継, コンサル日誌

銀行からの帰り。JAに寄ったところ消雪パイプから水を出していた。涼をとっているのだろうか?まわりよりも涼しく感じた。雪国ならではの暑さをしのぐ方法か。

さて、一昨年より支援してきた会社が企業再生から卒業する。ここまで来るのに紆余曲折あった。銀行での打ち合わせのあと、帰り道で社長から感謝のお礼を言われたが、私としてはお礼を言われることなど何もないと思っている。卒業できるのは社長が改善策に一生懸命に取り組んできたからだ。そう私は社長に返した。

ただし、卒業とはいえ、これからリスタートだ。事業承継もある。この会社とはあと2年間関わることになるが、ひきつづき金融機関と連携して支援していく。

最後にもう一つ。今回の支援では弊社のパートナーコンサルタントに協力をいただいた。改善ポイントの指摘はすばらしいもので、私も学ぶべき点が多々あった。心より感謝している。

事業承継問題という大嵐をも飲み込む

2018/07/6  カテゴリ:事業承継

商工会・商工会議所の経営指導員を対象とした事業承継支援者研修がスタートした。この研修は新潟県内における中小企業の事業承継を加速化させることを目的としている。

昨年以降、事業承継の個別支援の動きが活発になっていることを肌で感じている。しかし、潜在的な支援案件はまだまだたくさんある。このような案件を顕在化させるために商工会・商工会議所の存在は大きい。企業に近い存在として金融機関や会計事務所があげられるが、いずれにも対応が難しい小規模事業者の支援においてとりわけそうだ。

6月14日、新潟県の事業承継ネットワークのキックオフミーティングが開催された。県内の関係機関が協力して事業承継を支援する体制構築は緒に就いたばかりだが、その動きは大きなうねりとなり、事業承継問題という大嵐をも飲みこんでいくだろう。そう期待している。

■平成30年6月15日新潟日報「県内機関が連携 事業承継を支援 ネットワーク構築、新潟で初会合」
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20180615400065.html

新潟県診断士協会の会報で執筆

2018/02/13  カテゴリ:事業承継

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新潟県中小企業診断士協会の会報「診断士にいがた SOUP LETTER」の平成30年1月号に私の記事が「専門分野紹介」として掲載された。専門分野とは、もちろん「事業承継」である。内容は、事業承継ガイドラインとそれが公表された後の国等の動向について。

 

この会報は新潟県診断士協会の会員と中小企業支援機関・金融機関の一部に送付される。より多くの方々に読んでいただけると幸いだが、まだ協会のホームページで公開されていないようだ。公開されたらツイッターでお知らせしたい。

私の担い

2018/02/12  カテゴリ:事業承継

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先週土曜日。東京で事業承継の研修を受けてきた。東京の、あの抜けるような青空が恋しく、それを期待して新幹線に乗ったものの残念ながら薄曇りだった。でも、新潟に比べれば格段に暖かいのでOK!やっぱり関東はいい。晩年は関東で過ごしたいと思うことがある。

 

さて、昨年から事業承継に関する研修を相当数受講している。そのほとんどが東京など首都圏で開催されたもの。事業承継の支援事例や中小企業支援機関・金融機関の先進的な取り組みなどの情報は首都圏に集中している。金と時間はかかるが、それでも研修から貴重な情報を入手して学び、新潟県内の中小企業の支援に生かしていくことが私の担いだと思っている。

 

学ぶことは法律や税金のことだけはない。後継者が活躍するために、その育成に関することもある。

 

弊社が進むべき方向は明確だ。事業承継を支援することにより、中小企業・小規模事業者の持続的な成長と飛躍の実現、地域における産業活性化と雇用の確保に貢献する。そして、社長のハッピーリタイヤメントの実現を支援することだ。全力を尽くしたい。

ながおか事業承継応援ワーキング会議と後継者塾から事業承継支援を考える

2018/02/9  カテゴリ:事業承継

一昨日は大雪だった。

 

この日の午前は長岡市の「ながおか事業承継応援ワーキング会議」に出席。新潟県でも事業承継に対応した新たな保証制度ができるという。千葉県ではすでにあるが、どのくらい使われているのだろうか?そんなことを思いながら説明を聞いた。さらなる情報収集の必要がある。

 

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パートナーズプロジェクト様による事業承継税制改正についての説明はものすごくわかりやすかった!

 

ワーキング会議の終了時間は12時だったが、30分前に会場を出た。というのも、午後の後継者塾に間に合わなくなる可能性があり、急遽、新潟市への移動手段を車から新幹線に変えたからだ。雪で道路状況が悪く、到着時間が読めない。新幹線を使ってよかった。余裕をもって会場入りすることができた。

 

さて、その後継者塾。新潟商工会議所様主催の3回シリーズで一昨日は最終回だった。テーマはリーダーシップとコミュニケーション。内容は組織のことについて。共通目的の明確化、役割分担と権限移譲、そしてコミュニケーション。くわえて柴田昌治氏がいう衆智を集めて一人で決める。そ最後に、おまけとして孫子について話をした。

 

一口に事業承継支援といっても様々ある。一昨年の12月に公表された事業承継ガイドラインでも、事業承継をプレ・本番・ポストと3段階に分け、それぞれの対応についてふれている。後継者の選定や自社株の移転もあれば、後継者の育成や経営革新もある。この日、事業承継支援者は、どの段階を支援するのか、まずはこの点を明確にする必要があると強く感じた次第である。

 

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ファミリービジネスを学ぶ

2017/11/19  カテゴリ:事業承継

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(株)にいがた事業承継サポート室の土田正憲です。

 

前回の更新からしばらく空いてしまいました。前回の更新は8月8日。その日から今日まで、事業承継や企業再生の支援、後継者塾などのセミナー・研修の講師の仕事に勤しんでいました。このほか10月にはアメリカに行き、シリコンバレーなどの企業を視察してきました。このような感じでいろいろやっていますが、相変わらず元気にすごしています。

 

さて、昨日は、8時すぎに新潟市内のホテルを出発。新規支援先に訪問してきました。支援内容やスケジュール、費用、補助事業の利用などについて打ち合わせ。結果、弊社が提示した内容で進めていくことに決まりました。大型案件であり、複数の専門家が関わることになります。弊社としては私を含めて4名、くわえて外部の税理士事務所にも協力をいただきながら進めます。支援先は私の経験が生かせる業種なのですが、ゼロベースで支援にあたっていくことが大事だと考えています。

 

■ファミリービジネスを学ぶ
午後からは東京へ。ファミリービジネスのセミナーに参加していきました。お世話になっている先生からの紹介です。事業承継支援を専門とする私にとってファミリービジネスは関心事の一つですので即参加を決めました。また、講師の多くがアメリカの大学教授ということに興味がわいたということもあります。彼らはファミリービジネスについてどんな考えをもっているのか!?

参考になった点はいくつかあるものの、特に以下が印象に残りました。あらためて事業の将来性を見極め、事業継続を考えて最適な事業承継をすることの重要性を感じた次第です。

・後継者選定のプロセスにおいて、経営上の問題点の把握と戦略シナリオの検討を第1ステップとすること。また、これに沿って後継者を選び、オーナーシップの形態を考えること。戦略と後継者の整合性が必要。

・現在のリーダーと似たリーダーを選ぶことが多い。しかし、現在のリーダーのやり方が通用しない場合が多い。

・経営者が引退を拒み、経営能力が低下して会社が危機に瀕してから交代することは最悪のシナリオである。

・後継者候補は1人だけではいけない。複数人の候補者を立てること。

・現経営者は引退日を決める。それまでに何をするか、具体的なスケジュールを立てること。

参加者は多く、会場である一橋講堂はほぼ満席でした。参加者の中にはお父さんの会社を継ぎたいという12歳の(双子?)姉妹も。勉強するために参加したそうです。

最終パートの質疑応答はよかった。受講者から積極的に質問があがり、個人的には講義よりも役に立ちました。「ファミリービジネスのアドバイザーとしてどのような人がふさわしいか」という質問に対して、講師が「アドバイザーは人間性が重要。また、ファミリー全体について考えてくれる人がふさわしい」と回答。たしかに、私もそう思います。日々精進します。

加茂商工会議所の事業承継セミナーで講師をやります

2017/07/17  カテゴリ:事業承継

こんにちは。コアコンサルティングの土田正憲です。

 

今日は海の日。三連休最後の日です。が、連休とはいえ、私は事業承継がらみの経営改善支援で調査作業です。

 

さて、7/19(水)に開催される加茂商工会議所の事業承継セミナーで、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室として講師をさせていただきます。内容は、事業承継とは?という入門的なものからスタートし、弊社役員の経験にもとづく事業承継のポイントまでを説明するものとなっています。私が担当するパートでは、(改訂版)事業承継ガイドラインに示されたプレ事業承継からポスト事業承継までの流れ、事業承継を進めるにあたっての自社の現状把握と経営改善、つまり、会社の「見える化」と「磨き上げ」について触れます。往々にして相続対策に重点がおかれがちですが、事業承継の本質は「会社を永続させること」ですので、そのために必要なことをお話しします。

 

当日の配付資料はすでに納品済み。わかりやすく、役立つセミナーになるよう鋭意取り組みます。

 

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事業承継と経営革新・第二創業、そして補助金

2017/05/5  カテゴリ:雑感, 事業承継, プライベート日記

成人式を終え、昨日、長女が帰りました。両親が娘の振袖姿を見てとてもよろこんでいました。少しは親孝行ができたのでしょうか?なにはともあれ、無事に終えることができてほっとしています。

 

こんにちは。コアコンサルティングの土田正憲です。

 

ゴールデンウィーク。こどもの日の今日は自宅で執筆です。まずは商工連ニュースに掲載される記事の骨子づくり。テーマが事業承継計画と私の専門分野であることから書きたいことがたくさんありすぎて困っています。だからこそ骨子を組み立てることが大事になるわけですが。

 

ところで、5月1日に中小企業庁から事業承継補助金の概要が公表されました。ゴールデンウィーク明けの5月8日から公募予定となっています。

○中小企業ホームページ「平成29年度予算「事業承継補助金」の概要を公表します」
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2017/170501shoukei.htm

 

この事業承継補助金、これまでの第二創業補助金をリニューアルしたものです。第二創業補助金は事業転換と廃業が対象となっていました。しかし、このたびのリニューアルによって経営革新も対象となります。具体的には、新商品、新分野進出などによる市場創出や新市場開拓、新規設備導入による生産性向上などの取り組みです。

 

事業承継後に経営革新に取り組んだ企業の多くは業績を改善させています。下のグラフは、2015年版小規模企業白書に掲載されたものですが、これを見ると経営革新に取り組んだ企業と取り組まなかった企業の業績に大きな差があることがわかります。

 

 

事業を継続させる。そのためには、中小企業・小規模事業者は経営革新や第二創業に取り組む必要があります。なぜなら、どんなにしっかりとしたビジネスモデルでも永遠にはもたないからです。また、多くの中小企業・小規模事業者は1つの事業で活動していることもあります。外部環境は常に変化しているため、事業を継続させるためには新たな取り組み、つまり経営革新や第二創業が不可欠なのです。また、社長の若返りである事業承継は経営革新・第二創業を行う絶好のタイミングです。このことは上のグラフを見ても明らかです。しかしながら、経営革新や第二創業に取り組むとなるとお金がかかります。その点、このたびの事業承継補助金は補助対象事業が経営革新にまで拡大されて使い勝手が良くなっていますので、積極的に活用することをおすすめします。ちなみに、事業承継補助金のみならず、小規模事業者であれば、小規模事業者持続化補助金も経営革新・第二創業に使えます。この補助金は販路開拓が目的となっていますが、それが新商品の開発、新市場の開拓、新分野進出などによるものであれば、これも経営革新・第二創業となります。さらに、現在公募中である小規模事業者持続化補助金は、代表者が60歳以上で、かつ後継者候補が中心となって補助事業を実施すると審査で加点されます。このようなこともあり、この補助金も事業承継における経営革新・第二創業に積極的に活用することをおすすめします。なお、先日この補助金の活用を支援した事業者では、後継者候補が中心となって実施することになりました。

 

少し話が長くなってしまいました。参考までに経営革新・第二創業の方向性について示した資料を載せておきます。自社の経営資源(強みと弱み)と外部環境(機会と脅威)を踏まえて、何ができるのかを考えながら方向性を検討してみてください。

 

 

さて、これから昼食をとって、午後は研修資料づくりに勤しみます。

仕事を、そして今後の事業展開を楽しむ

2017/04/2  カテゴリ:雑感, 事業承継, コンサル日誌

コアコンサルティングの土田正憲です。

 

今日は終日書く仕事。シラバスづくりと原稿の執筆です。

 

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この4月から長岡市にある悠久山栄養調理専門学校で講師として登壇することになりました。教科は「フードビジネス」です。これまで携わってきた創業支援の経験が生かせることもあり、お引き受けしました。

 

今、このシラバスを作っています。作っているといってもほぼ完成していて、あとは全体調整と最終チェックだけ。ただ、セミナーや研修の講師の経験はそれなりにあるのですが、学生に教えることは初めてなので、まずはどうやってフードビジネスに興味をもってもらうか楽しみながらいろいろ思案しています。

 

そして午後は、依頼されている、事業承継計画に関する原稿の執筆。これも楽しみで楽しみで。このような仕事をいただけることに本当に感謝しています。

 

さて、明日、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室にスタッフが正社員として入社します。これまで私を含めた3名の役員とパートナーコンサルの4名で支援にあたってきましたが、より円滑な支援を提供するためにスタッフを雇うことにしました。このたび入社してくれた斉藤さんに私は期待しています。そしてなにより今後の事業展開が楽しみです。

事業承継支援の取り組みが新聞に掲載されました

コアコンサルティングの土田正憲です。

 

先月のことですが、私が代表を務める(株)にいがた事業承継サポート室が新潟日報に掲載されました。下記URLから記事を読むことができますので、ぜひご覧ください。

 

■新潟日報「後継者難の中小 廃業に歯止め 事業承継 支援に本腰 県内金融機関や民間機関」
※全文を読むには登録(無料)が必要です。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20161215296977.html

 

この記事、弊社(にいがた事業承継サポート室)からプレスリリースをうったわけではありません。支援先の企業様が弊社から支援を受けたことを取材の中で話され、それがきっかけとなって弊社も取材を受け、このたびの記事の掲載に至りました。支援者冥利に尽きます。なお、事業承継はゴーイングコンサーン(永続企業体)に向けた過程の一つです。支援先企業様の成長と発展を心より願っております。また、今回の取り組みは私一人ではなく、弊社のチームで成し遂げたものです。これからもチームプレーで事業承継を支援していきます。

 

話は変わって。実は、おなじく先月(12/9)のこと、朝日新聞に弊社役員の講演内容が掲載されました。新発田地域農業振興大会でのものです。著作権の関係からその記事をこのブログに掲載することができず残念です。弊社は農業分野の事業承継もお手伝いさせていただいています。新潟県にとって農業は重要な産業です。その事業承継を支援することは社会的にも大きな意義があると考えています。

 

最後に。10年ぶりに改訂された「事業承継ガイドライン」が、先月の上旬、中小企業庁から公表されました。事業承継を「プレ事業承継」「本番」「ポスト事業承継」の3段階に分け、それぞれの段階における取り組みのポイントとともに、事業承継支援の強化の必要性が示されました。弊社といたしましては、これまで以上に各支援機関と連携して事業承継の支援に取り組んでいきます。今年もよろしくお願いいたします。