CoreConsulting

美容室経営のコンサルティング

 問題解決手法・思考法 Archives

経営診断実習で特に理解してほしかったことは2つ

約1カ月にわたって講師をさせていただいた、中小企業大学校三条校での経営指導員向け研修が先週金曜日に終了した。

この研修は前半と後半に分かれる。前半は経営診断に必要な知識を学び、後半は実際の会社(店舗)を対象とした経営診断実習である。この実習で私が受講生に伝えたかったことはいろいろあるが、その中でも特に理解していただきたかったことは次の2つである。

1.現状分析では単に情報を整理するのではなく、得られた情報からどんなことが言えるのかを考えること。

2.経営課題とは、将来のあるべき姿と現状とのギャップを埋めるために取り組むべきことである。現象として起きている問題ばかりに目をやるのではなく、このギャップを捉えること。

上記1.については、「つまり何が言えるのか?」を考えることで本質が見えてくる。帰納法と演繹法の活用である。一方の上記2.について。経営指導員は経営課題を的確に捉えることが重要だ。そのためには、まず支援先の将来のあるべき姿と現状を把握する必要がある。会社として将来のあるべき姿が明確になっていなければその大切さに気づかせ、明確化することを支援する。また、社長が自社の現状を正しく捉えられていなければその支援を行う。将来のあるべき姿と現状とのギャップが経営上の問題点である。現象として起きている問題ばかりに対応しても、それは対処療法であり経営改善も成長も難しい。かくいう我々プロのコンサルタントもこの点については十分に留意しなければならない。

今回の研修を終えた受講生は確実にパワーアップしている。学んだことを積極的に活かしていただきたい。そう願ってやまない。

IMG_2089

IMG_2092 
講師宿泊室から見える深緑の美しい景色

 

さて、今日は日曜日。午前は来週から始まる経営指導員向け事業承継研修の資料を作成した。午後は9月に予定されている事業承継セミナーの企画書を作成。そして今、企業再生支援の調査資料を作成している。外は茹だるような暑さだが、適度に冷房の効いた部屋での作業はなかなか楽しいものである。

【美容室経営のヒント】現状把握なくして改善なし

2008/01/7  カテゴリ:問題解決手法・思考法

コアコンサルティングの土田正憲です。

今日は午前中、資料を作成し、午後は事業計画の策定、夜は通
信コンサルティングによるオーナー面談でした。

さて、今日は「現状把握」についてお話します。

美容室のコンサルティングでは、まず調査・診断を行います。

調査・診断を行う理由は、経営上の問題点やその問題を引き起
こしている原因など、美容室の現状を把握し、その美容室にと
って的確な対策をアドバイスするためです。

たとえば、「売り上げが減っている」という問題に対して、な
ぜ売り上げが減っているのか?その原因を把握し、その原因に
対する的確な対策をアドバイスするのです。

なお、これは「売り上げが減っている」ということに限らず、
たとえば、「スタッフの士気が低下している」とか「資金繰り
が厳しい」などの問題についても同様のことがいえます。

現状を把握しない対策は言わば一般論であり、そこに期待する
効果は望めません。つまり「現状把握なくして改善なし」とい
うことです。

【関連カテゴリー】美容室経営のヒント

メルマガバナー
美容室経営者向けメールマガジン読者募集中!くわしくはこちらをクリック!