AIDAモデルでプロモーションを考えましょう
2011/05/2 カテゴリ:美容室のマーケティング
こんにちは。コアコンサルティングの土田正憲です。
ゴールデンウィーク中日の今日は研修の準備と事業計画作成の支援です。このほかにも突発的な仕事が入ってきていますので、それへの対応もしなければなりません。
さて、今日は「AIDAモデル」についてお話しします。
AIDAモデルとは消費者が購買までに至る心理過程について説明するものです。
人はまず商品やサービスに対して「注目(Attention)」し、それに対して「興味(Interest)」を抱き、さらに買ってみよう(試してみよう)という「欲求(Desire)」がわいてきて、最後に買うという「行動(Action)」を起こす。これらの頭文字をとってAIDAモデルといいます。
AIDAモデルは広告やPOPなどのプロモーションを検討する際に有効であるとされ、それぞれの心理段階でどのような手段をとるべきかを考えるツールとなります。
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ところで、先日、地元のお祭りに行った時、ある露店が下の写真にあるPOPを掲示していました。
たくさんの露店が立ち並ぶ中で、このPOPが一際目立っており、ついつい立ち寄って1本買ってしまいました。どうやらこのPOPが私の心の中にAIDAの流れを誘発したようです。
なお、最近では「AIDA」に「S(Share)」を加えて「AIDAS」とし、自分が買った商品やサービスについての感想や満足感などを他の消費者と口コミやネット上で「分かち合う」というモデルも提唱されています。