中小企業における事業承継対策の重要性を学べる良書
2013/05/6 カテゴリ:事業承継
こんにちは。中小企業診断士の土田正憲です。
この連休中に積読になっていた北見昌朗著の「上杉謙信に学ぶ事業承継」を読みました。
この本は実にユニークで、名補佐役で有名なあの直江兼続を講師に迎えて事業承継塾を行うという設定で書かれています。この点、戦国武将に関する造詣が深い北見氏の知識が存分に発揮されたものといえるでしょう。ちなみに、北見氏は「武田家滅亡に学ぶ事業承継」も著しているのですが、これは武田家の筆頭家臣だった山県昌景を講師に迎えて事業承継塾を行う設定となっています。
さて、読んだみた感想を述べますと、まず昨今出版されている多くの事業承継に関する本とは異なり、「経営そのもの」の承継に焦点があてられている点で好感が持てました。というのも、事業承継は「経営そのもの」の承継が本質だからです。決して税金対策だけではありません。また、上杉景勝と武田勝頼を比較してその違いを浮き彫りにし、そこから事業承継のポイントを明確に述べている点も参考になります。
いずれにせよ、この本は中小企業における事業承継対策の重要性を認識させられる良書だと思います。おすすめです。