経営支援活動の近況を
2013/08/22 カテゴリ:コンサル日誌
こんばんは。中小企業診断士の土田正憲です。
今日は昼過ぎから支援先を訪問。今後の事業展開について中期経営計画書にまとめることになったのですが、オーナーの経営意欲とチャレンジ精神には共感を通り越してもう感服しました。
オーナーの話を聴いていると、情報を収集する能力と、収集した情報を取捨選択し、それをもとに業界の今後の動向を冷静に判断して、さらに自社としてはどう対応すべきかを考えていることがわかります。おそらくこの能力は経験から培ったものだと思われますが、それだけではないでしょう、センスというものもあるようです。支援する立場である私にとっても、経営者の思考過程を知るうえで大変参考になります。
さて、今、ある企業の決算書と試算表をもとに計画との比較分析を行っています。ここは改善策が奏功し黒字化を実現できた企業です。このことは「幸いに」ではなく、分析したうえで判断し導き出した施策なので、それを実行すれば、ほぼ間違いなく黒字化するというものです。つまり「赤字の要因」を排除したのです。ただ、ここに至るまでにはもの凄いエネルギーを要したことを加えておきたいと思います。そして、ここからが勝負ということです。