今年はどんな年でしたか?と聞かれて。
2018/12/29 カテゴリ:雑感
もうすぐ平成30年が終わろうとしている。
東京都中小企業診断士協会の事業承継研究会でのこと。忘年会で「土田さん、今年はどんな年でした?」と聞かれた。何も考えていなかったので、その場で思いついたことを話した。このことを機に、その後も今年はどんな年だったのか?と考えるようになった。
●事業承継の支援が増えた
特例事業承継税制など国主導で事業承継を推進する動きが活発になっている。新潟県内においても事業承継推進の機運が醸成されつつあることを感じる。昨年の秋口から事業承継の個別支援案件が増え、今年はこれまでで最も多かった。利益の蓄積で株価が高く後継者に自社株を移転することが難しい会社もあれば、何年も赤字が続いて事業再生が必要な財務状態となっている会社もある。いずれにせよ、中小企業診断士が客観的な視点で事業承継上の問題点を把握し、専門家との連携を含めた適切な支援が求められているということをあらためて実感した年だった。
●すばらしい本にたくさん巡り会えた
本は人生を豊かにしてくれる。今年はすばらしい本にたくさん巡り会うことができた。なかには価値観までも変えてしまうような本もあり。それなりのお金はかかったが、私が目指す「あるべき姿」を実現するために必要な投資だと思っている。知行合一。学んだんことは実践しているが、来年はその知識をさらに活かしていきたい。
●時間の大切さをこれまで以上に強く思うようになった
あっという間に1年が終わる。ここ数年、このように言うことが増えた。1日もあっという間だ。6月に参列した葬儀で、「人は生まれた瞬間から死に向かって進んでいる」という説法を聞いた。私は30代後半から自分の死や命について考えるようになったが、この説法はそのことをさらに強く考えるきっかけとなった。それとともに時間の大切さをこれまで以上に感じるようになった。たとえば仕事でアポイントを取ることはよくあることだが、それはその方の時間をいただくと同時に、命を少しただくことでもある。となれば、やはり時間は大切だ。
●自分の会社を成長させたい思いが強くなった
私は常々、会社は持続的に成長させなければならないと話している。今年はまさにこの思いが強くなった。一生懸命働いてくれている従業員のためにも会社を成長させたい!
●中小企業診断士協会の会長になった
5月に新潟県中小企業診断士協会の会長を拝命した。中小企業の振興に貢献することはもとより、中小企業診断士になってよかった!と心から思える、魅力ある「中小企業診断士ライフ」が送れる協会にしていきたい。そのために力を尽くしていきたい。
●次女と離れて暮らすようになった
私には2人の娘がいる。長女は東京の大学に通っており、離れて暮らしている。そして次女も高校生になったことを機に離れて暮らすことになった。離れて暮らすことはさみしい。が、しかし、ITがそのさみしさを和らげてくれる。具体的に言うとLINE。メッセージだけでなく、無料通話は物理的な距離を一瞬にして縮めてくれる。
嗚呼、いくらでも書ける。あと2日。いろいろと考えたい。