中小企業診断士理論政策更新研修を受講してきました
2008/10/29 カテゴリ:コンサル日誌
コアコンサルティングの土田正憲です。
昨日のブログでお話しましたが、昨日と今日は東京出張です。
出張2日目の今日は、「中小企業診断士理論政策更新研修」を受講してきました。
中小企業診断士という資格は5年ごとに登録更新しなければなりません。「中小企業診断士理論政策更新研修」は、その更新条件の1つとなっているのです。
今日の研修では、経営革新計画の策定支援とフォローアップについて勉強してきました。
▲250名以上が受講していました。
経営革新については、以前、弊所の「美容室経営メルマガ講習会」でも取り上げましたが、企業(もちろん美容室も)は、経営を革新(イノベーション)することによって成長・発展を図ることができるのです。この点については、今日の研修でも「革新なき企業は衰退する」とありました。
経営革新に取り組む中小企業を、国は「中小企業新事業活動促進法」という法律によって支援しています。
具体的には、新たな事業活動の内容や経営目標を盛り込んだ経営革新計画を作成し、都道府県もしくは国の承認を受けた場合には、政府系金融機関の低利融資や信用保証の特例、設備投資減税などの支援策を利用することができます(別途支援機関の審査が必要です)。
現状、経営革新計画の承認企業のほとんどは製造業が占めているのですが、美容業においても、これまでに次のような経営革新計画が承認されています。
・プチエステコースの実施による新規顧客の開拓(静岡県)
・ストレスを緩和し、美と癒しを提供する美容室(福岡県)
・オリジナル顧客カルテの導入及びカウンセリングサービスの充実による顧客の囲い込み(岡山県)
我々中小企業診断士は、中小企業の経営革新について、経営革新計画の策定や、その実行を支援しています。
経営革新計画の承認を得た上記の美容室のように、革新的な新しい事業活動によって成長・発展させたい、という美容室は、経営革新にぜひチャレンジしてみましょう!
もちろん、コアコンサルティングでも美容室の経営革新に関するご相談・ご支援を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。