今こそ経営の地盤を固めましょう
2007/11/10 カテゴリ:美容室の経営戦略
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こんにちは、コアコンサルティングの土田正憲です。
今日は自宅で、娘が通う小学校から依頼された文集の原稿を書いています。
何を書こうか、あれやこれやと思案しているのですが、案外これが娘のことを考えるいい機会になっています。
娘は今5年生。もう一緒にお風呂に入ってもらえず寂しいのですが、それも成長と考えれば、親として喜ばしいことなんですよね。
話は変わって、新聞などによると、来年は消費が悪化するという見方があるようです。
現在、原油価格の高騰を背景に、ガソリンをはじめ、食品、生活雑貨などに値上がりが広がっています。
さらに、このように物価が上昇しているだけでなく、今年から定率減税が廃止されたため、税負担も増しています。
日経MJによると、すでに消費者は生活防衛色を強めており、それにともなって、安売り戦略にカジを切った首都圏の食品スーパーもあるようです。
また、経済の専門家たちによると、中国などアジア諸国向けの輸出が伸びており、それほど心配はないという見方がある一方で、来年の北京オリンピック以降は中国のバブル景気が崩壊するという見方もあるようです。
我々は神様ではないので、先のことはハッキリとわかりません。しかし、このように消費の先行き不安につながる悪材料がオンパレードの状態であれば、やはりそれに対応できるように、今から準備をすることは大切なことです。
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◇美容室への影響は?
近年の「消費の二極化」を踏まえた場合、消費の悪化はこれまで以上に、お客様の「生理的欲求だけを満たす美容室」と「自己実現欲求までを満たす美容室」の選別が進むことが考えられます。
今のうちに長期的な視点で「経営の地盤固め」にとりかかり、消費の悪化なんて「そんの関係ねー」と言わんばかりの、お客様に真に必要とされ愛される美容室をつくっていきましょう!
決して消費の悪化に右往左往するような美容室になってはいけません。
【関連リンク】美容室経営のヒント