持続的な成長はあるべき姿の明確化から
2009/12/8 カテゴリ:美容室の経営全般
先般、顧問先美容室が平成24年までの中期経営計画を策定しました。今後は、この計画にもとづき、持続的な成長に向けて取り組んでいくことになります。
ところで、中期経営計画を策定する場合、まずは3~5年後のあるべき姿を明確にすることからスタートします。というのも、中期経営計画とは、現状からあるべき姿にまで到達するための「道しるべ」だからです。
私はこれまで多くの美容室で中期経営計画の策定支援に携わってきましたが、実をいうと、将来のあるべき姿を明確にする段階で苦戦する美容室が非常に多く、そもそも将来のことなんて考えていなかったという美容室や、将来のことは考えてはいるけれど、モヤモヤとしている場合がほとんどなのです。
美容室を持続的に成長させるには、やはり「将来どんな美容室になっていたいのか」というあるべき姿が明確になっていなければなりません。あるべき姿が明確になると、それと現状との間にあるギャップが見え、そのギャップを埋めるために何に取り組んでいかなければならないのかがわかってくるのです。
いかがでしょう。貴サロンでは将来のあるべき姿が明確になっていますか。