事業承継 Archives
成人式を終え、昨日、長女が帰りました。両親が娘の振袖姿を見てとてもよろこんでいました。少しは親孝行ができたのでしょうか?なにはともあれ、無事に終えることができてほっとしています。
こんにちは。コアコンサルティングの土田正憲です。
ゴールデンウィーク。こどもの日の今日は自宅で執筆です。まずは商工連ニュースに掲載される記事の骨子づくり。テーマが事業承継計画と私の専門分野であることから書きたいことがたくさんありすぎて困っています。だからこそ骨子を組み立てることが大事になるわけですが。
ところで、5月1日に中小企業庁から事業承継補助金の概要が公表されました。ゴールデンウィーク明けの5月8日から公募予定となっています。
○中小企業ホームページ「平成29年度予算「事業承継補助金」の概要を公表します」
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2017/170501shoukei.htm
この事業承継補助金、これまでの第二創業補助金をリニューアルしたものです。第二創業補助金は事業転換と廃業が対象となっていました。しかし、このたびのリニューアルによって経営革新も対象となります。具体的には、新商品、新分野進出などによる市場創出や新市場開拓、新規設備導入による生産性向上などの取り組みです。
事業承継後に経営革新に取り組んだ企業の多くは業績を改善させています。下のグラフは、2015年版小規模企業白書に掲載されたものですが、これを見ると経営革新に取り組んだ企業と取り組まなかった企業の業績に大きな差があることがわかります。
事業を継続させる。そのためには、中小企業・小規模事業者は経営革新や第二創業に取り組む必要があります。なぜなら、どんなにしっかりとしたビジネスモデルでも永遠にはもたないからです。また、多くの中小企業・小規模事業者は1つの事業で活動していることもあります。外部環境は常に変化しているため、事業を継続させるためには新たな取り組み、つまり経営革新や第二創業が不可欠なのです。また、社長の若返りである事業承継は経営革新・第二創業を行う絶好のタイミングです。このことは上のグラフを見ても明らかです。しかしながら、経営革新や第二創業に取り組むとなるとお金がかかります。その点、このたびの事業承継補助金は補助対象事業が経営革新にまで拡大されて使い勝手が良くなっていますので、積極的に活用することをおすすめします。ちなみに、事業承継補助金のみならず、小規模事業者であれば、小規模事業者持続化補助金も経営革新・第二創業に使えます。この補助金は販路開拓が目的となっていますが、それが新商品の開発、新市場の開拓、新分野進出などによるものであれば、これも経営革新・第二創業となります。さらに、現在公募中である小規模事業者持続化補助金は、代表者が60歳以上で、かつ後継者候補が中心となって補助事業を実施すると審査で加点されます。このようなこともあり、この補助金も事業承継における経営革新・第二創業に積極的に活用することをおすすめします。なお、先日この補助金の活用を支援した事業者では、後継者候補が中心となって実施することになりました。
少し話が長くなってしまいました。参考までに経営革新・第二創業の方向性について示した資料を載せておきます。自社の経営資源(強みと弱み)と外部環境(機会と脅威)を踏まえて、何ができるのかを考えながら方向性を検討してみてください。
さて、これから昼食をとって、午後は研修資料づくりに勤しみます。
コアコンサルティングの土田正憲です。
今日は終日書く仕事。シラバスづくりと原稿の執筆です。
この4月から長岡市にある悠久山栄養調理専門学校で講師として登壇することになりました。教科は「フードビジネス」です。これまで携わってきた創業支援の経験が生かせることもあり、お引き受けしました。
今、このシラバスを作っています。作っているといってもほぼ完成していて、あとは全体調整と最終チェックだけ。ただ、セミナーや研修の講師の経験はそれなりにあるのですが、学生に教えることは初めてなので、まずはどうやってフードビジネスに興味をもってもらうか楽しみながらいろいろ思案しています。
そして午後は、依頼されている、事業承継計画に関する原稿の執筆。これも楽しみで楽しみで。このような仕事をいただけることに本当に感謝しています。
さて、明日、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室にスタッフが正社員として入社します。これまで私を含めた3名の役員とパートナーコンサルの4名で支援にあたってきましたが、より円滑な支援を提供するためにスタッフを雇うことにしました。このたび入社してくれた斉藤さんに私は期待しています。そしてなにより今後の事業展開が楽しみです。
コアコンサルティングの土田正憲です。
先月のことですが、私が代表を務める(株)にいがた事業承継サポート室が新潟日報に掲載されました。下記URLから記事を読むことができますので、ぜひご覧ください。
■新潟日報「後継者難の中小 廃業に歯止め 事業承継 支援に本腰 県内金融機関や民間機関」
※全文を読むには登録(無料)が必要です。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20161215296977.html
この記事、弊社(にいがた事業承継サポート室)からプレスリリースをうったわけではありません。支援先の企業様が弊社から支援を受けたことを取材の中で話され、それがきっかけとなって弊社も取材を受け、このたびの記事の掲載に至りました。支援者冥利に尽きます。なお、事業承継はゴーイングコンサーン(永続企業体)に向けた過程の一つです。支援先企業様の成長と発展を心より願っております。また、今回の取り組みは私一人ではなく、弊社のチームで成し遂げたものです。これからもチームプレーで事業承継を支援していきます。
話は変わって。実は、おなじく先月(12/9)のこと、朝日新聞に弊社役員の講演内容が掲載されました。新発田地域農業振興大会でのものです。著作権の関係からその記事をこのブログに掲載することができず残念です。弊社は農業分野の事業承継もお手伝いさせていただいています。新潟県にとって農業は重要な産業です。その事業承継を支援することは社会的にも大きな意義があると考えています。
最後に。10年ぶりに改訂された「事業承継ガイドライン」が、先月の上旬、中小企業庁から公表されました。事業承継を「プレ事業承継」「本番」「ポスト事業承継」の3段階に分け、それぞれの段階における取り組みのポイントとともに、事業承継支援の強化の必要性が示されました。弊社といたしましては、これまで以上に各支援機関と連携して事業承継の支援に取り組んでいきます。今年もよろしくお願いいたします。
こんにちは。コアコンサルティングの土田正憲です。
去る9月13日(火)、燕三条地場産業センターにおいて新潟県央中小企業支援プラットフォーム主催で行われた事業承継セミナーにパネリストとして登壇しました。なお、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室としての登壇です。
セミナーは、中小機構・事業承継コーディネーターの渡辺政之氏の基調講演の後にパネルディスカッションという流れ。私のほかにも以下の方々がパネリストとして登壇し、「親族内承継」「親族外承継」「M&A」の3つテーマにそってそれぞれの経験をもとに話を展開しました。
・関東経済産業局
・新潟県事業引継ぎ支援センター
・新潟事業支援センター
・信金キャピタル(株)
パネルディスカッションの最後の一言として、私からは、社長が引退の日を決めること。ここから事業承継対策がスタートする。残りの時間が明確になるから事業承継の計画を立てることができ、行動に結びつく、社長は第二の人生に向かうことができると話しました。事業承継はすべての会社において訪れる重要な経営課題。しかしその対策は先送りされやすいという特徴があります。それを防ぐためには、まず社長自らが引退日を決めることが必要なのです。
このたびパネリストとしてお声がけをいただいたことに感謝しています。中小企業・小規模事業者の事業承継を支援することにより、その持続的な成長と飛躍の実現、地域における産業活性化と雇用の確保に貢献することが弊社のミッション。ひきつづき事業承継支援に鋭意取り組みます。
こんにちは。コアコンサルティングの土田正憲です。
今週の週刊ダイヤモンドに孫子の特集が載っていましたね。三国志の曹操や武田信玄、現代においてはビル・ゲイツ氏や孫正義氏が影響を受けているとして有名な孫子。私も10年以上前から孫子を愛読していますが、この特集記事を読んであらためて孫子のすごさを実感させられました。特に東北大学名誉教授の浅野裕一氏のインタビューはよかった。孫子は日本人には向かないという声に対する考えが述べられています。孫子をビジネスや処世術として参考しようとする方には一読をおすすめします。ちなみに同様のことがPHP研究所「[新訳]孫子 ポスト冷戦時代を勝ち抜く13篇の古典兵法」でも述べられていたと記憶していますが。まあ、孫子については追々このブログでも書いていきたいと思っています。
さて、今回は(今回も?)セミナーのご案内です。
平成28年10月から11月まで6回にわたって三条信用金庫様の創業フォローアップ塾が開催されます。当塾はビジネスプランを作成するために必要な経営、人材育成、販路開拓、財務について体系的に学べる内容となっています。受講対象者は創業希望者と創業まもない方だけでなく、第二創業を計画している方も含まれますので、経営革新や事業承継を見据えての新規事業をお考えの方にも受講をおすすめします。講師として、私と、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室の土田克則も登壇します。日程などの詳細は下記URLをご確認ください。
■創業フォローアップ塾(三条信用金庫ホームページへ)
http://www.shinkin.co.jp/sanshin/cgi-bin/view/news_detail.cgi?p=413
こんにちは。コアコンサルティングの土田正憲です。
いま、中小企業診断士の法定研修を受講するため新潟市に向かっています。気温は30度超え。残暑は厳しいですが、車窓から見える景色はすっかり秋です。
今日はセミナーの情報提供です。
中小企業基盤整備機構の事業承継セミナーが全国で開催されます。
内容は、「経営者交代時に活用できる支援施策」と「事業引継ぎ支援センターの取り組み」の2部構成。弊社が提携しているタクトコンサルティングの方々のほか、東京都中小企業診断士協会の事業承継研究会のメンバーである方も講師陣として登壇されます。
事業承継について考えている方はもちろんですが、事業承継という言葉は聞いたことはあるけどくわしくはわからないという方もぜひ参加することをおすすめします。 開催の日時や場所、申込み方法などについては、下記URLから確認してください。ちなみに新潟開催は11月15日です。
■事業承継セミナーのホームページへ
https://28jss.smrj.go.jp/
★私が代表を務める(株)にいがた事業承継サポート室のほーみページです。ぜひご覧ください。
http://www.jigyousyoukei-s.jp/
先月の30日のこと。新潟県中小企業診断士協会の事業承継研究会が開催されました。
今回の研究会はこれまでとは違うケーススタディ。講師は、当研究会の会員で、長岡大学准教授の栗井英大先生でした。クイズ形式の講義からスタートされたこともあり、和やかな雰囲気のなか、グループディスカッションに進みました。
栗井英大先生
グループディスカッションを取り入れたケーススタディはとてもよかった。これまで以上に会員同士の意見交換が活発に行われ、研究会後の懇親会の場でも続いていました。また、知識の定着という面でもケーススタディはよかったと思います。あっ、そんな考え方もあるのか!と思う意見もありましたし。今後についても、このような形式の研究会の開催していきたいと思った次第です。
最後になりますが、講師の栗井先生に感謝しております。ありがとうございました。
こんにちは。事業承継士の土田正憲です。
今日は、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室についての報告です。
去る6月9日(木)・10日(金)、長岡と新潟の2会場で事業承継対策セミナーを開催しました。
(株)にいがた事業承継サポート室 土田 克則
(株)にいがた事業承継サポート室 土田 正憲
セミナーの内容は下記のとおり。書き込み式の「事業承継ガイドブック」にそって話を進めました。
- 会社を継がせるための情報整理
- 後継者選びのポイント
- 家族会議の進め方
- 株価対策の方法
- 事業承継計画をつくる
- 親族以外への承継 ほか
弊社では引き続き事業承継セミナーを企画・開催していく予定です。その際は、このブログのほか、弊社ホームページなどでお知らせします。また、セミナーの講師依頼も承ります。ご興味のある方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
■(株)にいがた事業承継サポート室 ホームページ
http://www.jigyousyoukei-s.jp/
末筆ながら、当日、お忙しいにもかかわらずご参加いただいた方々に感謝申し上げるとともに、ますますのご発展をお祈りいたします。
土田正憲です。また今日も、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室に関することです。
5/31の新潟日報につづいて、6/2の日本経済新聞にも弊社の事業承継対策セミナーの記事が掲載されました。取り上げていただいたことに感謝します。
くりかえしになりますが、このセミナーは、事業承継対策の具体的な方法を、書き込み式の「事業承継ガイドブック」を使って説明します。「事業承継対策は大事だと思っているが、どこから手をつけてよいのわからない」「後継者選びに悩んでいる」などのお悩みをお持ちの経営者は、ぜひご参加ください。話しを聞いて「あぁ、事業承継対策って大事だな」と思うだけでなく、そう思っていただくことは当然で、なおかつ具体的に何に取り組めばよいかがわかる。これがこのセミナーの最大の特長です。個別相談会も開催します。
ちなみに、6/2は新潟日報にもチラシが載っています。こちらもアップしておきます。
セミナーの詳細とお申込みについては、こちらのページをご覧ください。
今日は(今日も?)、私が代表をしている(株)にいがた事業承継サポート室についてのお知らせです。
平成28年5月31日(火)の新潟日報(6ページ「情報ボックス」)に、長岡と新潟の2会場で開催する事業承継対策セミナーに関する案内記事が掲載されました。
セミナーでは、事業承継対策の具体的な方法を、書き込み式の「事業承継ガイドブック」を使って説明します。「事業承継対策は大事だと思っているが、どこから手をつけてよいのわからない」「後継者選びに悩んでいる」などのお悩みをお持ちの経営者は、ぜひご参加ください。個別相談会も開催します。
なお、当日は、会社を親族内承継し、さらに後継者不在だった会社をM&Aで引き継いだ経験を持つ事業承継士・中小企業診断士が講師となり、極めて現実的な視点から上手な会社の引き継ぎ方を教えます。綺麗事なし、です。
セミナーの詳細とお申込みについては、こちらのページをご覧ください。