2014年 2月の記事
最近、酒の量が減りました。
若いころ、いや、昨年の夏くらいまではかなりの量を飲めました。うちはのんべえの家系なんです。
でも、40歳になった途端、めっきり量が減りました。年のせいでしょうか?飲み始めてしばらくすると「もういいかな」というようになるのです。
酒にまつわる武勇伝が星の数ほどある私にとっては、むしろよいことかもしれません。もちろん健康にとっても。
ただし、量が減った今でも晩酌でワインのフルボトルを1本空けるくらいですから、一般的に見たらまだまだ飲めるほうなのでしょう。はやく「たしなむ程度」になりたいものです。
もう1週間前のことになるんですね。先週金曜日、事業承継/知的資産経営フォーラムに参加すべく東商ホールに行ってきました。
昨年までは事業承継と知的資産経営のそれぞれでフォーラムが開催されていたのですが、今年はそれが一本化。予算面の制約もあると思いつつも、事業承継は知的資産の承継が要となるので、一本化しても何ら不思議はありません。
さて、当日は(株)出光興産の相談役であられる天坊氏の基調講演からスタートしました。テーマは経営理念です。
冒頭に天坊氏曰く、百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」のほうが(株)出光興産について詳しいとのこと。本著は出光興産の創始者、出光佐三氏のことを書いたことで有名ですよね。
天坊氏の講演のあとは、事業承継と知的資産経営に関するパネルディスカッションへ。
特筆すべきことは、社長は、「息子はわかっているだろう、会社を継ぐだろう」と勝手な以心伝心を期待してはいけないということ。ハッキリと「会社を継いでほしい」と伝えることが必要だということです。この点については、事業承継において極めて重要なポイントです。実際に家業を継がなかった私自身の経験から照らしてみても納得することです。
ここでは書ききれないのですが、フォーラムでは事業承継と知的資産経営に関しての多くの情報を得ることができました。
やはり常に学ぶことが大切だと、そう思う次第です。
一昨日、長岡商工会議所主催のセミナーで講師をさせていただきました。
テーマは仕事の効率化。
今回は、仕事をするにあたって陥りやすいクセとその対処法を中心にお話させていただきました。
仕事の効率化を図るためには、自分自身の仕事のやり方におけるクセに気づくことが大切です。
たとえば、パワーポイントでプレゼン資料を作る場合、作成している途中に色づかいやフォントなどが気になってきて、ついついそれに手をつけてしまう。その間、時間はどんどんすぎていく。この場合は、一通り最後まで資料を作り、その後に色づかいなどの修正を行ったほうがスピーディに作成できます。
仕事の効率化はツールをいくら使っても、人の行動の本質をとらえた対策を講じなければあまり効果は期待できません。今回お話したことは高い効果が出るはずですので、ぜひやってみていただきたいと思います。
さて、セミナーの話はこのくらいにして。
夕方は新潟市に移動し、支援機関と打ち合わせ。その後はお客様の新年会でした。
新年会では、ビンゴあり、パフォーマーによるバルーンパフォーマンスあり、余興ありと盛りだくさん。とりわけ店長たちが披露した「恋するフォーチュンクッキー」の余興はすばらしかったです。始まった途端、スタッフみんなが前に集まって大盛り上がり。こういった場の余興はスタッフ、それも新人が披露し、店長など先輩社員が見るといううケースが多いもの。しかし、同社では店長たちが披露する。組織活性化の面でこの点はカギとなります。スタッフに対して大きな影響を与えたことが間違いありません。かなり準備に時間を費やしたことでしょう。正直、そのレベルの高さに私もビックリしました。
なにはともあれ、充実した一日でした。
私も娘と一緒にやってみようかな、「恋するフォーチュンクッキー」。
今日のお客様への訪問は午後から。
経営改善計画のドラフト版をもとに精査した結果、追加対策も決まり黒字化のメドが道がつきました。よかったです。
さて、最近、フェイスブックやツイッター、LINEなどのSNSを使って集客したいという相談を受けることが多くなっています。
たしかにSNSなどインターネットを活用して集客に結びつけている会社もありますが、カギとなるのは運営体制の構築です。これができていないと、更新の継続性や掲載内容などに問題が生じます。また、ネットだけではなく、リアルとの組み合わせも大切です。ネットだけでは大きな効果は期待できないからです。
SNSなどインターネットを使えばすぐに集客できるような風潮があることも事実。しかし、現実にはそんなに簡単なものでなないということを肝に銘じておくべきです。