サロンルールをつくる
2010/08/27 カテゴリ:美容室の運営管理
コアコンサルティングの土田正憲です。
最近、美容(室)業界においてサロンルールをつくる動きがあるようで(おそらく業界誌の影響)、弊所も現在、複数の美容室からサロンルール作成支援の依頼を受けています。
美容室がサロンルールをつくる場合、次の3つの点を押さえることがポイントとなります。
1.目的を明確にする
まずは、何のためにサロンルールを作るのか?という目的を明確にすることが重要です。
2.経営理念・経営ビジョン・サロンコンセプトとの一貫性を保つ
サロンのあるべき姿や方向性、行動指針などを表す経営理念・経営ビジョン・サロンコンセプトとサロンルールに一貫性がないと、スタッフが混乱してしまいます。
3.スタッフに気づきを与える内容にする
あれもダメ!これもダメ!というような禁止事項ばかりを盛り込んだルールとせず、スタッフに気づきを与えるような内容とします。禁止事項ばかりだとスタッフが委縮していまい、さらにはモチベーションの低下を招くおそれがあります。
上記のほかにも、オーナーの主観が入り過ぎてしまうケースがしばしばありますので、スタッフの意見を取り入れたり、第三者から客観的な意見をもらうようにすることが大切です。
これからサロンルールをつくろうと考えている美容室様は、これらの点に留意して取り組みましょう。