強みを生かして機会をとらえましょう
2008/04/5 カテゴリ:美容室の経営戦略
コアコンサルティングの土田正憲です。
先週から顧問先美容室で購入したシャンプーを使っています。
「やっぱり市販のシャンプーと違っていいよね」とは妻の弁。
▲試供品を使ってみて気に入りました。同時にヘアパックも購
入。
ところで、昨日の日経MJによると、あのマツキヨが、ヘアサロ
ンと同様の洗い上がりを訴求したシャンプーをPB(自主企画)
商品として発売したそうです。またマツキヨでは、ヘアサロン
向けのシャンプーは大手メーカーが未着手の分野であり、付加
価値あるPB商品として競合店との差異化につながる、と話して
いるそうです。
マツキヨはドラッグストア最大手。多店舗でチェーン展開し販
売力があります。したがって、業種は違えど、このような動き
は美容室にとって脅威といえるでしょう。
が、しかし、ヘアサロン向けのシャンプーは大手メーカーが未
着手の分野であるということは、これは美容室にとっても機会
ととらえることができます。
美容室はセルフ販売方式をとるドラッグストアとは異なり、お
客様と密接なコミュニケーションができるという強みがありま
す。この強みを最大限に生かすことでドラッグストアと差別化
し、機会をとらえていくことが重要なポイントとなるのです。
強みを生かして機会をとらえることは戦略策定の定石。
あなたのサロンでは、強みを生かして機会をとらえています
か?
■関連カテゴリーリンク:美容室経営のヒント