コンサル日誌 Archives
昨日から東京入り。今日は朝から夕方まで事業承継の支援者向け研修を受講し、その後、事業承継にかかわる執筆プロジェクトの打ち合わせという流れでした。正に事業承継どっぷりです。
研修は中小企業企業基盤整備機構が主催するもので、ここ数年、毎年受講しています。ですが、今日はわかりやすかった。講義はもとより資料の内容も格段にわかりやすくなっていて、東京まで行って受講してよかったと思うものでした。尊敬する先生も講師としてご登壇され、事業承継対策における中長期の経営計画策定の必要性を唱えられていました。納得の一言です。現在支援しているお客様の案件に活かさねばと、帰りの新幹線で弊社役員と話していました。
ところで、東京は暖かかった。コートいらねんじゃね?と思うくらいでしたよ。
今年最後の東京出張。夜は東京都中小企業診断士協会の事業承継研究会に参加し、明日は朝から事業承継の研修を受講、夕方からはプロジェクトの打ち合わせの予定となっています。
ところで、今年を振り返ってみると、私自身、反省すべきことがたくさんあります。仕事の滞りもあり、さらに知識の補充も例年よりも不十分でした。この事実を真摯に受け止め、来年は必ずや挽回します。
いやぁ、今日は事業承継研究会の忘年会でいっぱい飲みました(正確にはその後の2次会、3次会なのですが)。いろいろな人たちと話ができました。これだけでも視野がひろがり、ひいてはこれが能力開発つながります。そういう意味でいろいろなことに首を突っ込むことは大切だと思っています。
明日は終日研修です。もうそろそろ休みます。
今回から私の愛用品を紹介していこうと思います。なぜか?なぜそんなものを紹介するのか?それは、少しでも私という者を知っていただきたいと思っているからです。
さて、今日は名刺入れ。上の写真に写っているのが愛用している名刺入れです。これは塩沢つむぎ記念館で購入したもので、塩沢つむぎが使われています。落ち着きのある上品なデザインが気に入っています。実は県外に行った際、この名刺入れを出すことによって新潟の良さをアピールできないかと考えたうえで購入しました。でも、名刺交換の際というよりも、その後の飲み会などにおいて話題をあげていくことがあります。
気をつけていること。それは、常にきれいさを保つこと。そのためのメンテナンスは不可欠です。
ところで、次第に名刺の種類も、頂戴する名刺も増えてきました。この名刺入れは気に入っているので、これからも大事に使っていきたいと思っています。
えきねっとで特急いなほを予約しました。今週は秋田出張があり、そのための準備です。今年は例年よりも暖かいためまだコートを着ていません(車移動のドアツードアということもあるのですが)。でも、天気予報によると、出張当日の秋田市内の最高気温は8度ということですので、さすがにコートは必要でしょう。これを機に用意します。
さて、今日は研修のテキストづくりに勤しんでいます。事業承継がテーマなので楽しくて楽しくて、時々ひとり笑みを浮かべながらパソコンを打っています。おそらくはたから見たら不気味な光景でしょう。
研修では第二創業について講義します。第二創業という言葉は経営革新とほぼ同じ意味で使われることがありますが、今回は、後継者が事業承継する際に新事業・新分野に進出することや業態転換することと定義しています。この場合、一般的にいわれる経営革新についての支援方法にくわえ事業承継支援の知識も必要となります。
ところで、経営革新というと「計画のグレシャムの法則」があがります。これは、目先の日常業務が創造的・革新的・長期的な新事業の展開よりも優先されることを意味しています。今回は第二創業における「計画のグレシャムの法則」についても触れていきたいと思います。それと、受講者は商工会・商工会議所の経営指導員です。経営指導員の立場としてどう支援すべきかということを押さえながら内容を組み立てます。
それでは、仕事に戻ります。
▲次女が描いたデーモンコックさん。実は、研修講義の夜、中学校の頃の同級生とデーモン閣下を観てくる予定です。
日付が変わったので昨日ということになりますが、午後から経営改善計画策定に関する打ち合わせでした。社長と最終確認を行いドラフト第1版が確定。メインバンクに送付しました。支援は終わったわけではありません。むしろここからが本番です。
閑話休題。
一昨日は弊社にとって大きなイベントがありました。詳細については後々お知らせすることとして、必ずや中小企業の役に立つことができる存在になるものと確信しています。これもやはりこれから本番です。
そんななか、イベントを終えた後、私に異変あり。弊社の取締役にあらためてゴメンナサイと言いたいです(苦笑、何があったかは内緒で)。ホテルの部屋に戻ってからも部屋のキーと間違えて車のキーを持って飲み物を買いに行ってしまいキーインロックしてしまうし。「どうしたんだ?」と自問自答し反省しています。今日は午前中にスパートをかけて仕事を片付け、夕方にはジョギングをしようと思います。頭をリフレッシュさせます。
今日は、経営改善計画策定支援の打ち合わせからスタートしました。
外は清々しい秋晴れ。やっぱり晴れだと気分がいい。曇りや雨はどうも陰々滅々としてよろしくないと思う今日この頃です。
こんにちは。中小企業診断士・事業承継士の土田正憲です。
支援させていただいている美容室の社長から頭皮用美容液をいただきました。頭皮の乾燥で困っているわたし、この美容液はありがたいです。
いつからこんなになったのか?頭皮が乾燥し、フケが出て困っています。フケが出るからシャンプーする。するとまた乾燥してしまうという悪循環(汚い話ですみません)。そんなことでシャンプーの相談にも乗っていただきました。プロ美容師のアドバイスは我々素人にとって大変参考になります。こういったところに美容室が提供する価値を感じます。相談に乗る、というと私の仕事も同じ。自分はお客様に価値を提供できているか?そんなことを思いながらこれを書いています。
さて、今日は夜に三条市内で創業フォローアップ塾があります。それまでは心を落ち着かせてデスクワークです。
今年もあと2か月。歳を重ねるごとに月日の流れをはやく感じると言いますが、それは私も同じ。あまりにはやくて焦りすら覚えます。
こんにちは。中小企業診断士・事業承継士の土田正憲です。
先日、創業塾の受講生からお礼の手紙をいただきました。講師冥利に尽きるものであり、大変うれしく思います。
礼節を知る素晴らしい人柄が手紙から伝わってきます。いただいた私が学ぶべきことがあります。創業したころ、創業後の苦しかったころを思い出し、初心忘れずに事業に邁進します。
中小企業において事業承継対策を考える際には、往々にして社長の交代だけでなく、社長の奥さんの承継についても考えていかなければなりません。それは、奥さんが会社の実質的な経理部長であり、また、社長の諫言大夫を担っている場合が多いからです。この点、意外と盲点になっているので注意が必要です。
話は変わり、先週の月曜日のこと。東京都中小企業診断士協会の事業承継研修会で勉強してきました。テーマは、弁護士による事業承継支援。講師は、幸村俊哉弁護士でした。幸村弁護士は、あの「事業承継ガイドライン」の検討委員だった方です。中小企業の事業承継の実態に詳しく、さらに「人」が承継の対象であることを前提に支援しているとうことに流石と言わざるを得ません。実は、昨年12月にも長野市内で行われた事業承継研修で幸村弁護士の講義を受けてきたのですが、今回はその時とは違った角度から事業承継についての話を聞くことができました。参加してよかったです。
ところで、東京の研究会に参加すると、よく「遠くから大変ですね」と言われます。しかし、私にとってはまったく大変ではなく、勉強させていただけることに感謝するのみです。それに、研究会での優秀な講師による話もさることながら、さまざまな人との出会いがあり、そこから得られる情報がとても有益なのです。お金には「生き金」と「死に金」があります。私にとって東京の研究会に参加することは「生き金」を使っているといことにほかなりません。これからも引き続き参加させていただきたいと思います。
さてと、事業承継の話はここまで。仕事に戻ります。
昨日、6月からスタートした三条市の創業塾pontekiaが終了しました。今年は初めての試みとしての夜間講座。仕事が終わった後の夜にもかかわらず多くの受講生が出席され、”やる気”が感じられました。
これから創業される受講生には大いに活躍していただきたいと願っています。しかし、現実は厳しいもの。変化を受け入れ、変化を楽しむことも事業の継続と発展には大切です。
創業に必要な知識を体系的に学べることが創業塾の目的にあるわけですが、それと同様、いやそれよりも重要なのは「仲間づくり」です。それは、一緒に学んだ受講生同士のつながりを活かしていくことが創業の実現や創業後の発展に貢献するからです。
私も独立して10年が経ちました。新たなステージに向けて進みます。
1週間ぶりの更新。
先週の日曜日、(一社)新潟県中小企業診断士協会が実施する中小企業診断士2次試験対策講座の講義だった。
この講座、とにかく楽しい(私にとってということですが)!
私が2次試験に合格したのが平成19年。かれこれ8年も前のことになる。私は2次試験に悩まされた。そこで取り組んだのがマニュアルづくり。過去問を解くことを通じて自分自身の「思考のクセ」を洗い出し、それに対して一つひとつ対策を考えマニュアルとしてまとめた。マニュアルづくりの効果は絶大で、これによって合格できたといっても言い過ぎではない。一番の効果は、2次筆記試験の「問題の構造」を理解できたこと。問題がどのような構造になっているかがわかると自然と解き方がわかってくる。 私が作ったマニュアルの1ページにはこのように書いてある。
2次試験とは、「作問者の言いたいこと」を読み取る力を試す試験である。
だから、「作問者の言いたいこと」がわかりさえすれば合格できる。
なぜならば、事例問題の答えは「作問者の言いたいこと」にあるから。
2次試験の学習とは、「作問者の言いたいところ」の見つけ方を学ぶことである。
読解力とは、「作問者の言いたいこと」を読みとる力である。
思考プロセスとは、「与件文のどの部分を根拠に解答を作ったか」ということである。
応用能力とは、思考プロセスから「整合性」ある結果を導き出す能力である。
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2次試験は「国語の試験」である
講義のために平成25年度の問題を実際に解いてみたが、まるでパズルを解くようだった。それにしてもよくできている。
私は2次試験の勉強には過去問を解くことを強くすすめている。くわえて言うと、私の場合、1つの事例問題を3回連続で解いていた。この方法も「問題の構造」を理解するのに役立った。
もう2次試験対策について話すときりがない!ということで今回はここまでとしたい。次回の講義が楽しみだ。