2013年 6月の記事
こんばんは。中小企業診断士の土田正憲です。
昨日からバタついている状態で、先ほどやっと少し落ち着きました。
バタつくなんて恥ずかしいかぎりです。スケジュール管理はもちろんですが、自分自身の能力アップを図っていかなければなりません。
さて、今日は午後、美容室の経営者団体で研修講師をさせていただきました。
テーマは財務です。全3回シリーズのうちの第1回目の今日は、決算書の仕組みから財務分析のやり方についてふれ、そこに美容室の特性や経営活動と決算書とのつながり、金融機関がどこに着目しているかなどの内容を織り込んでお話ししました。また、これに加えて、美容室の商売構造(フレームワーク)についても説明させていただきました。
いずれにしても、このような機会をいただき大変感謝しております。
第2回の予定は7月となっています。
ダイナミックかつ丁寧に臨みます。
こんばんは。中小企業診断士の土田正憲です。
今日は終日、自宅で美容室経営者向けの財務研修の資料づくりでした。と言いたいのですが、実は午前中、中抜けして娘とメダカを買いに行ってきました。
娘は今、メダカに首ったけ。どうやら学校で飼育しているメダカの卵が孵化したようで、それに触発されたらしいです。
メダカを買いに行くのは今月で2回目。というのも、1回目に10匹購入したのですが、そのうち6匹が死んでしまったのです。
ここ数日間、毎日にように死んでしまうので、どうしたことかと調べたところ、水質悪化が原因なのではと。フンの色が白く、これは亜硝酸の蓄積による水質悪化によるものだということです。
そこで急遽、水替えを実施。
これが奏功したのか、メダカたちの元気は回復してきました。
そんなことで、よかったよかったと思っていところ、なんと、新しく仲間入りしたメダカが水草に産卵。これには娘は大喜びしましたね。
早速、卵を別の容器に移して孵化待ちです。稚魚が泳ぐ姿が待ち遠しい。
以前のブログにも書きましたが、これまで娘とのコミュニケーションを深めるものはジョギングと卓球でした。それにメダカの飼育が加わったという感じです。なんとまあ、嬉しいこと。
ただその一方で、「娘とのコミュニケーションを深める消費」が増えそうな予感が。。。マーケティングの視点でみれば、これも消費を促す1つの切り口なんですよね。メダカやその飼育関連商品というモノを買っているけど、実は「娘とのコミュニケーションを深めるコト」を買っているというわけです。
向こうにいるのはクサガメ。手前のメダカは見えますか?
こんばんは。中小企業診断士の土田正憲です。
今日は午後からセミナーを受講してきました。新潟県中小企業診断士協会が主催する会員向けのセミナーです。
講師は、HATAGO井仙(新潟県湯沢町)の代表取締役であられる井口智裕氏。HATAGO井仙は、経済産業省が主宰する「おもてなし経営企業選」において新潟県で唯一選ばれた企業です。
★HATAGO井仙のホームページ
http://hatago-isen.jp/
★おもてなし経営企業選のホームページ
http://omotenashi-keiei.go.jp/
井口社長の話は参考になること多々あり。とりわけ経営指針として掲げている「旅籠三輪書」については大変興味深いものでした。
「おもてなし」というと接遇面だけに着目しがちです。しかし、井口社長の話からわかることは、経営全般における仕組みづくりが重要だということ。決して小手先だけの接遇指導だけではないのです。
このほかにも、私の専門分野である事業承継についても参考になる点が多々あり、有意義でした。
しかしながら、1つ残念なことも。
「旅籠三輪書」について質問したいことがあったのですが、次の予定があってかないませんでした。
こんにちは。中小企業診断士の土田正憲です。
一昨日は終日、昨日はお昼過ぎまで中小企業大学校三条校で経営支援者を対象とした研修講師の仕事でした。
ご縁あってこの研修の講師をさせていただき今年で3回目となりますが、今回はこれまで以上にさまざまな気づきを得ています。研修は7月半ばまで続きます。丁寧に対応していきます。
話は変わって、昨日は午後に支援先の小売業に訪問してきました。ここでは今、ストアコンセプトの明確化に向けて進めています。
ストアコンセプトとは、店の方向性であり、事業領域です。具体的には、「誰に(どんな顧客に)」「何を(どんな価値を)」「どのように」提供するのかという3点で規定されます。
ストアコンセプトの明確化にあたっては、「現在から未来」という視点が重要です。つまり、現在のストアコンセプトはこうだけど、将来はこのストアコンセプトで行く、というようにです。おそらく中小企業診断士の2次試験の勉強をされている方はこの視点で事例問題を解いていることと思います。まぁ、それはさておいて、昨日は社長自らがこの視点を提示されたうえで話し合いを行いました。この視点を提示されたことは大変素晴らしいことだと思います。というのも、これに気づかれない場合が多いからです。
さて、今日は午後から新潟県中小企業診断士協会が主催するセミナーを受講してきます。多くの気づきを得るというスタンスで臨みます。
おはようございます。中小企業診断士の土田正憲です。
新潟はようやく梅雨入り。今日は朝から雨が降っています。
私が住む地域ではここ数年で2回も大雨による災害に見舞われているので、今年はそのようなことがないように祈っています。
さて、今日は午前中、理美容業チェーンのスタッフ研修会の講師をします。
テーマはお客様に提供するサービスについて。サービスには「目に見えるもの」と「目に見えないもの」があることを知り、そのうえでどう行動していくべきかを学んでいただきます。
寒暖の差があるため、風邪に注意です。
明日からは研修講師の仕事が続きます。
それでは、行ってきます。
こんばんは。中小企業診断士の土田正憲です。
今日は休日的に家族の話題を。
年ごろの娘と父親。性別も年代も異なる2人が一緒に旅行や買い物に出かけるケースが広がってきている。
※出典:2013年6月9日 日経MJ流通新聞 1ページ
今日の日経MJにこんな記事が載っていました。
いいですね。うちもこのようになったら喜ばしいことです。
こんな記事を読んでいたところ、娘と妻から父の日のプレゼントをもらいました。下の写真がそれです。
娘はよくわかっているなぁ。私のことを。カルディのコーヒーをプレゼントしてくれました。
一方、妻からプレゼントは万年筆。
なぜに万年筆?とクエスチョンマークがついているのですが、ありがたくいただきます。だって、父でもないのにプレゼントしてくれたわけですから。とても嬉しいことです。
父娘のお出かけ行動に対するマーケティング面の考察はさておき、娘と一緒に旅行や買い物に行けることを夢見て、明日からもがんばります。
こんにちは。中小企業診断士の土田正憲です。
4月から、毎日自分自身の行動を振り返っています。
実はこれ、数年前までやっていたことなのですが、忙しさにかまけてやめていました。春先にある本を読んだところ、毎日の振り返りの大切さについて書かれており、復活することにしたのです。
振り返りの切り口は下記のとおりです。日付とともに箇条書きにして振り返っています。
- いつもと違うと感じたところ
- いつもよりも大変だったこと
- いつもより面倒だったこと
- 疑問に思ったこと
- 反省すること など
1週間ごとにノートを見返してみると、自分自身のクセがよくわかります。いつも同じようなことに大変と感じたり、もしくはミスをしているのです。
同じミスを繰り返さないためにも、まずは自分自身をよく知ることが大事。1つひとつ改善していきます。
これが振り返りノート。何の変哲もない黄色いノートです。
こんにちは。中小企業診断士・事業承継アドバイザーの土田正憲です。
天気予報によると今日は気温が30度まで上がるということでしたが、まったく暑くなく、過ごしやすい天候になりました。
皆さんが住まれている地域はいかがですか?
さて、今年度の中小企業白書では、「次世代への引継ぎ」と題して、中小企業の事業承継が取り上げられています。
★中小企業白書(中小企業庁ホームページ) http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H25/PDF/1304260DHakusyo_part2_chap1_web.pdf
白書では、これまでにも何度か事業承継が取り上げられてきましたが、今回は後継者選びと準備についてページが多く割かれており興味深い内容となっていました。
そこで今日から数回にわたり、この内容について触れていきたいと思います。
今日は第1節です。
ここでは事業承継を取り巻く状況について書かれています。そのポイントは次の6つです。
- 経営者の高齢化が進展している
中規模企業よりも小規模事業者が顕著。
- 経営者が高齢である企業ほど経常利益が「減少傾向」と回答する割合が高い
中規模企業よりも小規模事業者が顕著。
高齢ほど「縮小・廃業したいと」と回答する割合が高い。
- 後継者への事業承継は総じて遅れている
事業承継のタイミングについて「ちょうど良い時期だった」と回答する現経営者の承継時の平均年齢は43.7歳であるが、最近5年間の承継時の平均年齢は50.9歳となっている。
- 事業承継後の業績推移について「良くなった」と回答する割合が「悪くなった」を上回る
承継継時の現経営者の年齢が若いほど業績が向上している傾向がある。
- 事業承継後に自社の経営に良い影響があったという企業は、地域や社会にも良い影響があったと考えている
「やりがいのある就業機会の提供」「事業利益の地域への還元」「地域のコミュニティづくりや伝統文化の継承」などがあげられる。
- 親族外承継が増加している
中規模企業で顕著。
これらのことから、事業承継は企業の成長発展に寄与するとともに、それが就業機会の提供などによって地域社会にも貢献するものであることがわかります。
しかしその一方で、後継者への事業承継の時期が遅れているという現状もみてとれます。
承継の時期が遅れ、経営者の高齢化が進めばその企業の業績はもとより地域社会に対してもマイナスの影響を与えることが考えられます。後継者不在で廃業ということになればその影響はなおさらです。ここで白書ではいくつかの企業事例を紹介していますが、そこからも経営者の世代交代の重要性を読みとることができます。
しかしながら、経営者が世代交代すれば業績が良くなるかといえば必ずしもそんなことはありません。事業承継後に業績が悪くなったと答えている企業が2割程度あるのです。この原因はさまざまだと思いますが、そのような事態にならないよう、早いうちから計画的に事業承継に取り組んでいくことが求められます。
ところで、以下は私が運営する事業承継サポート室の事業ミッションです。
★事業承継サポート室 http://www.jigyousyoukei-s.jp/
中小企業の事業承継を支援することにより、その持続的な成長と飛躍の実現、地域における産業の活性化および雇用の確保に貢献する
中小企業の事業承継支援がいかに大切なものか。このブログを書きながらミッションの重みを感じた次第です。
今日はここまで。
次回は、第2節の後継者選びについて見ていきたいと思います。