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2008年11月30日 第37号
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美容室経営者向けの”まじめな”メールマガジン
◆美容室経営メルマガ講習会◆
コアコンサルティング http://ccnslt.com/wp/
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│■お知らせ
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◆受講者を募集しています
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ただ今、「サロン経営『寺子屋』勉強会」の受講者を募集して
います。
★12月の勉強会テーマは・・・
・８日（月）：戦略的サロンコンセプトの設計方法
・15日（月）：アンケートを活用したサロンの改善方法
くわしくはこちら→ http://ccnslt.com/wp/?page_id=589
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毎週月曜日は２サロン（社）に限り、手頃な料金でサロン経営
相談をご利用いただけます。ただ今、相談希望者を募集してい
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│■ごあいさつ
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中小企業診断士の美容室経営コンサルタント、コアコンサルテ
ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
昨年11月からスタートしたこのメルマガも、今回で１年を迎え
ることができました！ここまで続けてこれたのはひとえに読者
の皆さまのお蔭です。本当に感謝しています。
これからもコツコツとがんばっていきますので、今後ともよろ
しくお願いいたします。
さて、今日の「美容室経営メルマガ講習会」は、前回に引き続
き「インターナル・マーケティング」についてです。
さっそく始めましょう！
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ザ・美容室経営レッスン！【マーケティング編】
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——————————————————–
【今日のポイント】
【１】スタッフ満足を実現させるためのインターナル・マーケ
ティングでは、スタッフを「内部顧客」として捉えます。
────────────────────────────
■今回のレッスンは、前回に引き続きインターナル・マーケテ
ィングについてお話しいたします。
★前回のレッスン
⇒ http://ccnslt.com/wp/?p=676
■美容室のマーケティングの一つであるインターナル・マーケ
ティングでは、スタッフ満足を実現するために、スタッフを
「内部顧客」として捉えます。
内部顧客？一体どういうことなのでしょう？
■内部顧客とは、通常いわれるお客さまを「外部顧客」という
のに対し、スタッフを「内部のお客さま」として捉える、とい
うことなのです。
■スタッフを内部顧客として捉えるのは、スタッフ満足の実現
がお客さま満足の実現につながる、という考え方にもとづいて
います。
前回のレッスンでもお話ししたように、サービス（技術や接客
など）の質は提供するスタッフに依存します。したがって、質
の高いサービスを提供してお客さま満足を実現するためには、
スタッフを重視し、彼らのやる気と能力を高め、仕事にやりが
いと誇りを持たせる必要があるのです。この際に、スタッフを
内部顧客と捉えて職場環境を整えていくのです。
■スタッフを内部顧客として捉えるということは、たとえば、
経営理念の中に「お客さまに誠実に接します」という文言があ
れば、この場合のお客さまは外部顧客に対することであり、こ
れと同時に内部顧客に対してとも捉えますので、上司や同僚、
部下に対しても誠実に接します、と解釈することができるので
す。
■繰り返しお話してきましたが、お客さまを満足させるには、
スタッフが満足していなけれなりません。
スタッフ満足を実現させるためのインターナル・マーケティン
グでは、スタッフを「内部顧客」として捉えることを理解しま
しょう。
■最後に、スタッフを内部顧客として捉えることについて参考
になる本をご紹介します。ぜひご一読ください。
【おすすめの参考図書】
「エクセレント・サービス お客様感動を生み出す企業風土・
組織のつくり方」林田正光著 PHP研究所
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は12月10日（水）です。お楽しみに！
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ご質問やご意見、ご感想はお気軽にメールでどうぞ。とりあげ
て欲しいテーマやお悩みなどでもＯＫです。
→ http://ccnslt.com/wp/?page_id=5#3
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│■編集後記
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明日から師走。何かと忙しとは思いますが、風邪などひかない
よう十分に留意してくださいね。
今日はありがとうございました。
次回をお楽しみに！
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■美容室経営のコンサルタント コアコンサルティング
土田正憲（中小企業診断士・一級販売士）
〒950-0053 新潟県新潟市東区宝町４番１号
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ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
新潟ではとうとう雪が降りました。これが根雪にならないこと
をただただ祈るばかりです。
さて、今日の「美容室経営メルマガ講習会」は、マーケティン
グ編として「インターナル・マーケティング」についてです。
さっそく始めましょう！
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┃ザ・美容室経営レッスン！【マーケティング編】
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【今日のポイント】
【１】「マーケティング＝プロモーションだけ」ではありませ
ん。
【２】美容室ではスタッフ満足を実現することもマーケティン
グの一つです。
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■美容室のマーケティングには「インターナル・マーケティン
グ」というものがあります。
これは、お客さま満足を実現するために、組織としてのサロン
からスタッフに対して行われるマーケティングのことで、スタ
ッフをやる気にするとともにその能力を高め、仕事に誇りを持
たせて、質の高いサービスを提供するように働きかけるもので
す。
くわしく説明しましょう。
■サロンでは、スタッフがお客さまといわば「恋人圏内」の距
離で接触して技術や接客などのサービスを提供しています。そ
して、そのサービスの質は提供するスタッフに依存しています。
このため質の高いサービスを提供し、お客さま満足を実現する
ためには、技術や接客などサービスを提供するスタッフを重視
しなければなりません。
そこでインターナル・マーケティングが必要となってくるので
す。
つまり、組織としてのサロンからスタッフをやる気にするとと
もにその能力を高め、仕事に誇りを持たせるように働きかける
のです。こうすることで、スタッフは質の高いサービスを提供
するようになり、その結果としてお客さま満足の実現が図れる
のです。
お客さま満足の実現はリピート来店（固定客化）が期待でき、
収益の安定化に貢献します。
■では、インターナル・マーケティングの具体的な方策にはど
のようなものがあるのでしょうか？
以下のものがあげられます。
——————————————————–
【１】動機づけ
理念やビジョンの共有、権限の委譲と責任範囲の明確化、
表彰制度の導入、企画や計画立案への参画など
【２】教育訓練（技術、接客、知識、態度など）
【３】サービス（技術や接客など）の標準化（マニュアル化）
——————————————————–
■ややもすると美容室では「マーケティング＝プロモーション
だけ」と捉えがちですが、今回のレッスンを機に、スタッフ満
足を実現することも美容室におけるマーケティングの一つなん
だ、ということをよく理解しましょう。
なお、美容室におけるマーケティングの全体像については、昨
年12月にお送りした「美容室経営メルマガ講習会 第４号」を
ご一読ください。
→「美容室経営メルマガ講習会 第４号」
http://ccnslt.com/wp/?p=141
■次回のレッスンでは、インターナル・マーケティングにおい
てスタッフを「内部顧客」として捉えることについてお話しい
たします。
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は11月30日（日）です。お楽しみに！
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ご質問やご意見、ご感想はお気軽にメールでどうぞ。とりあげ
て欲しいテーマやお悩みなどでもＯＫです。
→ http://ccnslt.com/wp/?page_id=5#3
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│■編集後記
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最近では短期間に様々なサロンに行き、カットばかりしている
ので髪がどんどん短くなっています（仕事の一環です）。
今日はありがとうございました。
次回をお楽しみに！
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土田正憲（中小企業診断士・一級販売士）
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中小企業診断士の美容室経営コンサルタント、コアコンサルテ
ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
このメルマガがスタートしてからもうじき１年が経ちます。あ
っという間ですね、１年って。この間、いろいろありましたが、
続けてこれて本当によかったです。
さて、今日のレッスンは前回に引き続き「事業承継」について
です。
さっそく始めましょう！
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ザ・美容室経営レッスン！【経営戦略編】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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【今日のポイント】
事業承継は、計画的に進めましょう。
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■前回のレッスンでは、事業承継とは「経営のバトンタッチ」
のことであり、美容室を持続的に成長・発展させるためには円
滑な事業承継がとても大切だ、とお話しいたしました。
◎前回のレッスン
⇒ http://ccnslt.com/wp/?p=660
■一口に事業承継といっても、実は次にあげる３つの承継から
成っています。
[１]経営の承継
[２]自社株式の承継（オーナーの交代）
[３]事業用資産の承継
今回のレッスンでは上にあげた３つのうち、「[１]経営の承
継」を中心にお話しいたします。
■経営の承継にあたっては、まず後継者に経営者として身につ
けておくべき知識や経験などを習得させなければなりません。
そのためには、責任ある役職につけたり、経営（後継者育成）
セミナーなどに参加させて経営に関する知識を習得させるとと
もに人脈を築かせるなど、「後継者教育」を行っていく必要が
あります。
■また、「うちのサロンはお客様にとってどうあるべきか」
「うちのサロンの存在意義は何か」というような現経営者の想
いを経営理念として受け継いでいかなければなりません。つま
り現経営者が経営から退いても、その想いは経営理念として残
していくのです。
ですから、もしも経営理念が掲げられていなかったり、明確に
なっていない美容室であれば、まずは現経営者の想いを表す経
営理念を明確にする必要があります。
■経営、自社株式、事業用資産のいずれにおいても、それらを
円滑に承継していくためには、経営計画の中に「事業承継計
画」を盛り込み、それに沿って進めることが大切です。
■とはいえ、事業承継計画を作ることはなかなか難しいもの。
こんな時は誰に相談すればよいのでしょうか？
事業承継については顧問の税理士さんに相談することが一般的
です。また、商工会・商工会議所においても事業承継に関する
相談や情報提供などを行っていますので、それらを活用するこ
ともよいでしょう。もちろん、我々中小企業診断士にご相談い
ただいても結構です。
なお、事業承継についてはこのようなサイトもあります。
◎J-Net21「事業承継ポータル」
⇒ http://j-net21.smrj.go.jp/well/shoukei_p/
■「事業承継？うちはまだまだ大丈夫だよ」と思っている方は
たくさんいると思います。しかしながら、美容室を持続的に成
長・発展させていくためにはとても大切なことですので、これ
を機に事業承継について考えてみましょう。
※参考資料：中小企業庁「中小企業事業承継ハンドブック」
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は11月20日（木）です。お楽しみに！
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│■編集後記
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カゼがやっと治りました。医者から薬をもらって飲んでいたの
ですが、なかなか治らず・・・。皆さんもカゼには気をつけて
くださいね。
今日はありがとうございまいた(^_^)。
次回をお楽しみに！
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2008年10月31日 第34号
※11月1日（土）の配信になりましたことをお詫びいたします。
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◆11月・12月の勉強会テーマを更新しました
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毎週月曜日に行われる「サロン経営『寺子屋』勉強会」の、11
月・12月の勉強会テーマを更新しました。ただ今受講者を募集
中！
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中小企業診断士の美容室経営コンサルタント、コアコンサルテ
ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
新潟では急に気温が下がり、冬に近づいているんだな～と実感
しています。これからの時季、関東の青空がうらやましいです。
さて、今日はレッスンでは「事業承継」についてお話いたしま
す。
事業承継については、実は11月28日（火）のブログでもお話を
したのですが、美容室経営においてとても大切なことですので、
「美容室経営メルマガ講習会」でもお話しすることにしました。
では、さっそく始めましょう！
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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【今日のポイント】
事業承継は、早めの対策が肝要です。
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■事業承継とは、現経営者が後継者に経営を受け継ぐことです。
つまり「経営のバトンタッチ」のことであり、、一般的には
「事業継承」や「経営継承」などともいわれています。
ごくたまに「承継」ですか？それとも「継承」ですか？と聞か
れますが、両者はほぼ同じ意味ですので、あまりこだわる必要
はないでしょう。
■さて、現経営者は、いつかは必ず後継者に経営を受け継いで
いかなければなりません。
今は若くてバリバリ仕事ができたとしても、経営者も人間です
ので必ず老います。自分の代で美容室を閉めてしまうというな
ら別ですが、通常であれば、経営者の老いとは無関係に美容室
は永続します。ですから、いつかは必ず後継者に経営を受け継
いでいかなければならないのです。
■当然ながら、経営者なら誰しも事業承継は円滑に進めたいも
の。そのためには早めの対策がとても大切なのです。
「事業承継？俺はまだまだ大丈夫だよ」と思った方もいらっし
ゃるのでは？
でも、事業承継はその対策を先延ばしにしていると、後継者が
経営ノウハウを習得できずに受け継いでしまったり、スタッフ
や金融機関などの関係者から信用を得られなかったり、相続を
巡ってのもめ事が起きたり、というような問題が生じ、最悪の
場合には廃業に追い込まれてしまう可能性すらあるのです。こ
れでは大変ですよね。
このようなことを未然に防ぎ、後継者に、円滑に経営を受け継
いでいくためには、早めの対策が肝要なのです。
また、円滑な事業承継は、美容室を持続的に成長・発展させる
ためにもとても大切です。
■はい、今日のレッスンはここまで。
次回のレッスンでは、「美容室の事業承継を考えましょう」の
後編をお届けいたします。
※参考資料：中小企業庁「中小企業事業承継ハンドブック」
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は11月10日（月）です。お楽しみに！
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│■編集後記
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あるファストフード店でこのメルマガを書いています。
このファストフード店、テーブルの下にストローやナプキンの
ゴミが落ちていたり、テーブルの上にある販促物が倒れていた
りと店内が雑然とし、清潔感が感じられません。どうしたのか
な・・・？
┌───────────────────────────
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2008年10月20日 第33号
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日中と朝晩の寒暖の差のせいか、少しカゼ気味です。
これを読んでいる皆さんは大丈夫でしょうか？
さて、今日のレッスンは、前回のレッスンに引き続き「サロン
の将来ビジョン」についてです。
さっそく始めましょう！
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●前回のレッスンでは、サロンの将来ビジョンを明確化するこ
との大切さについてお話しいたしました。今回レッスンでは、
将来ビジョンを明確化する方法（ポイント）についてお話しい
たします。
→ 前回のレッスン はこちら
http://ccnslt.com/wp/?p=647
●サロンの将来ビジョンを明確化する方法には、次の２つがあ
ります。
【１】経営者の想いから明確化する方法
「将来はこんなサロンになりたい！」というような経営者の想
いから将来のビジョンを明確化するやり方。
【２】外部環境と内部環境の情報から明確化する方法
社会の情勢や消費者の動向などサロンを取り巻く外部環境と、
サロン自身の情報から将来のビジョンを明確化するやり方。
●ポイントは、上記２つの方法のうち１つだけを用いるのでは
なく、状況に合わせ２つの方法を同時に用いて将来のビジョン
を明確にしていくことです。
また、「がんばって取り組めば何とか実現できる」というビジ
ョンにすることもポイントとしてあげられます。そのためには、
経営者が一旦考えたビジョンをスタッフやコンサルタントなど
にみてもらうことが有効です。
●「カット技術において地域ナンバー１サロンになる」「健康
的キレイなライフスタイルを提供するサロンになる」「地域の
コミュニティ・サロンになる」など、将来ビジョンの表現は実
に様々です。
サロンを持続的に成長させるために、将来のビジョンを明確化
していきましょう。
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自宅キッチンのカレンダーにこのような標語が記されています。
「豊かな収穫は日々の感謝から」
本当にすばらしい言葉だと思います。商売繁盛も日々の感謝か
らなんですよね～。
今日はありがとうございました。
次回をお楽しみに(^-^)。
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ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
今日は体育の日。新潟はスッキリとした秋晴れでスポーツには
最適な陽気でした。メタボ対策のためにもスポーツがいいんで
すけどね・・・。
さて、今日のレッスンは「サロンの将来ビジョン」についてで
す。
さっそく始めましょう！
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ザ・美容室経営レッスン！【経営戦略編】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
——————————————————–
【今日のポイント】
サロンを成長させるには、将来ビジョンを明確化することが大
切です。
────────────────────────────
●サロンを成長させるには、将来ビジョンを明確化することが
大切です。
●将来ビジョンとは、３年後・５年後・10年後におけるサロン
の「あるべき姿」のことであり、「将来はどのようなサロンに
なっていたいのか」というものです。
●将来ビジョンの明確化は次にあげることが期待でき、サロン
の成長に寄与します。
【１】何をすべきかが明確になる
サロンの将来ビジョンと現状とを比較すると、その間にはギャ
ップが生じます。そのギャップがサロンの経営課題であり、こ
の経営課題を解決することでギャップを埋め、将来ビジョンを
実現できるのです。
┏━━━━━━┓
┃将来ビジョン ┃←これを明確化する
┗━━━━━━┛
↑
このギャップを埋めてビジョンを実現する（経営課題の解決）
↓
┏━━━━━━┓
┃ 現状 ┃
┗━━━━━━┛
サロンの将来ビジョンが明確になると現状とのギャップが見え
やすくなるとともに、それを埋めるために何をすべきかも明確
になってきます。逆に将来ビジョンが明確になっていないとギ
ャップは見えにくくて何をすべきかも明確にならず、場当たり
的・成り行き的な経営になってしまいます。
【２】組織力の向上が期待できる
サロンの将来ビジョンは、サロンの進むべき方向性を表します。
明確化された将来ビジョンを経営者と全スタッフが共有するこ
とで、スタッフの持つ力を一つの方向に集中させることができ、
組織力の向上が期待できます。
┏━━━━━━┓
┃将来ビジョン ┃←サロンの進むべき方向性を表す
┗━━━━━━┛
↑
↑（我々が進むべき方向はこっちだ！行くぞー!!）
↑
┏━━━━━━━━┓
┃経営者・スタッフ ┃
┗━━━━━━━━┛
●今回のレッスンでは、サロンの将来ビジョンを明確化するこ
との大切さについてお話しいたしました。次回レッスンでは、
将来ビジョンを明確化する方法（ポイント）についてお話しい
たします。
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は10月20日（月）です。お楽しみに！
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ご質問やご意見、ご感想はお気軽にメールでどうぞ。とりあげ
て欲しいテーマやお悩みなどでもＯＫです。
→ http://ccnslt.com/wp/?page_id=5#3
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│■編集後記
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今月から新たな美容室での経営支援が始まりました。忙しさが
増していますが、支援要請にしっかりと応えるため使命感を持
って臨みたいと思います。
今日はありがとうございました。
次回をお楽しみに。
┌───────────────────────────
│■こちらもご覧ください
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土田正憲（中小企業診断士・一級販売士）
〒950-0053 新潟県新潟市東区宝町４番１号
TEL：025-270-6605 FAX：025-271-4460
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中小企業診断士の美容室経営コンサルタント、コアコンサルテ
ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
新潟は先週から急に寒くなりました。カゼなどひかないよう、
しっかりと体調管理します。
さて、今日のレッスンは「ゆでガエル現象」についてです。
さっそく始めましょう！
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【今日のポイント】
現状に安住することなく、常に危機感を持って経営にのぞむこ
とが重要です。
────────────────────────────
●今日は「ゆでガエル現象」についてお話しします。
ゆでガエル現象については、すでにコアコンサルティングのサ
イト（ブログ）でお話ししていますが、美容室の経営者として
ぜひとも知っておいていただきたい考え方ですので、改めてお
話しいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カエルを熱湯に入れるとビックリして飛び出す。しかしカエル
を水に入れ、その水をゆっくりと温めると水温の上昇に気づく
ことなくゆで上がってしまう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●上記は急激な環境変化には気づいても、ゆるやかな環境変化
には気づきにくく、いつの間にか取り返しのつかない事態に陥
ってしまうことを表し「ゆでガエル現象」といわれています。
●ゆでガエル現象は、しばしば企業業績に置きかえて語られま
す。
たとえば、自サロンの業績が急激に悪化するとすぐに対策を打
とうとします。でも、業績の悪化がゆるやかなものだとすぐに
は対策を打とうとせず、いつの間にか取り返しがつかないほど
に業績が悪化している、ということです。
●ゆでガエル現象に支配されないためには、現状に安住するこ
となく、常に危機感を持って経営にのぞむことが重要です。
また、自サロンにおけるわずかな変化を見逃さず、対処すべき
時はすぐに対処することが必要なのです。
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は10月10日（金）です。お楽しみに！
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│■編集後記
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娘の絵がコンテストで入賞したそうです。これまで賞なんてと
ったことがなかったためか妻は大はしゃぎ！今週土曜日に長岡
造形大学で行われる表彰式に行ってきます（親バカな話題です
みません）。
今日はありがとうございました。
次回をお楽しみに(^-^)。
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ます。ただ今受講者を募集中。サロン経営を勉強してレベルアップ
したい、という方はぜひ！
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※9月22日（月）より相談時間が変更されます。
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中小企業診断士の美容室経営コンサルタント、コアコンサルテ
ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
今日、うちの６歳の娘がお弁当を作ってくれました。お昼にお弁当
を開けてビックリ！上出来なんですね～（親バカですみません）。
さて、今日の『美容室経営メルマガ講習会』は、マーケティング編
として「ブランド」についてです。
では、さっそく始めましょう！
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┃ザ・美容室経営レッスン！【マーケティング編】
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【今日のポイント】
サロン・ブランドを築く一環として、お客さまにサロンの名前を思
い出してもらうことに取り組みましょう。
────────────────────────────
●近年、美容室経営において「サロン・ブランド」を築くことの重
要性が増しています。それは、サロン・ブランドを築くことは他の
サロンとの差別化に貢献するからです。
●でも、ブランドというと、ルイ･ヴィトンやBMW、トヨタ、アップ
ルなど規模の大きな会社の話であって、規模の小さなサロンにはあ
まり関係ないのでは？と思われる方もいらっしゃるのではないでし
ょうか？
そんなことはありませんよ！
たとえば、お客さまが「そろそろカットに行こうかな～」と思った
時に思い浮かべるサロンの名前。それがブランドなのです。
●このように、お客さまにサロンの名前を思い出してもらうことは、
サロン・ブランドを築く一環としてとても大切なことなのです。
では、お客さまにサロンの名前を思い出してもらうにはどのように
すればよいのでしょうか？
●お客さまにサロンの名前を思い出してもらう手段には、看板（サ
イン）やロゴマーク、広告など様々なものがあげられますが、その
中でもとりわけ有効な手段は、手紙やメールなどによって継続的に
サロンの情報を提供することなのです。
継続的にサロンの情報を提供することでお客さまにとって忘れられ
ない存在となり、「カットしたい」というようなニーズが発生した
場合にサロンの名前を思い浮かべるようになることが期待できるの
です。
●サロン・ブランドを築く一環として、まずはサロンの情報をお客
さまに継続的に提供し、サロンの名前を思い出してもらうことに取
り組みましょう。
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は9月30日（火）です。お楽しみに！
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ご質問やご意見、ご感想はお気軽にメールでどうぞ。とりあげて欲
しいテーマやお悩みなどでもＯＫです。
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│■編集後記
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最近、以前にも増して社会保険の加入や消費税率アップの可能性に
ついて対策をとられていないサロンが心配です。近年の社会情勢や、
これらによる経営への影響を考慮すると、中長期の経営計画を立て、
しっかりとした対策をとる必要があります。もしも何も手つかずで
いれば早急に対策をとることをおすすめいたします。もちろん、コ
アコンサルティングでもご相談にのりますので、その際はお気軽に
お問い合わせください。
今日はありがとうございました。
次回をお楽しみに(^-^)。
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コアコンサルティングでは、9月22日（月）より「サロン経営
『寺小屋』勉強会」をスタートします。ただ今、受講者を募集
しています。！
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毎週月曜日に行われる「サロン経営相談会」では、２サロン
（社）に限り、手頃な料金で経営相談を利用することができま
す。ただ今、相談希望者を募集しています。
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※9月22日（月）より相談時間が変更されます。
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中小企業診断士の美容室経営コンサルタント、コアコンサルテ
ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
今日、運転免許証を更新してきました。
やっと「ゴールド」！これからも無事故・無違反の安全運転で
がんばります。
さて、今日の『美容室経営メルマガ講習会』は、経営管理編と
して「サロンにおける経営計画の必要性」についてです。
では、さっそく始めましょう！
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ザ・美容室経営レッスン！【経営管理編】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
美容室における経営上のお悩みをテーマとしてとりあげ、相談
形式で美容室経営をレッスンします。
——————————————————–
【さて、今日のお悩みは・・・】
サロンに経営計画は必要でしょうか？経営計画の必要性がよく
わかりません。
——————————————————–
【今日のポイント】
主に次の３点からサロンにおいて経営計画は必要です。
[１]常に変化する経営環境に柔軟に対応するため。
[２]自サロンの問題を把握し、問題があればしかるべき対応を
とることができるようになるため。
[３]スタッフの意識を統一して組織力をアップさせるため。
────────────────────────────
●経営計画とは、現状から「将来はこんなサロンになりた
い！」というあるべき姿に到達するための道筋のことであり、
そこには、あるべき姿に到達するための行動計画と、行動計画
を実行した場合に達成する目標が盛り込まれています。
一般に経営計画は対象とする期間によって次の３つに分けられ
ます。ちなみに、今回のレッスンでいう経営計画とは「中期経
営計画」のことを指します。
【短期経営計画】
通常１年を対象とした計画。会計期間を対象に立てられること
が多く、年間計画や年度計画ともいわれる。
【中期経営計画】
通常３～５年を対象とした計画。多くは３年を対象としている。
【長期経営計画】
通常５年以上を対象とした計画。
●サロンを経営するうえで、やはり経営計画は必要です。その
理由は、主に次の３点があげられるでしょう。
●１つ目は、常に変化する経営環境に柔軟に対応するためです。
サロンがあるべき姿に到達するためには、サロンを取り巻く経
営環境の変化を予測し、その変化に柔軟に対応することが求め
られます。
かといって我々は神様ではありませんので、経営環境が将来ど
のように変化するかということを完全に予測することはできま
せん。
が、しかし、完全ではありませんが、情報収集などによってあ
る程度は予測することは可能です。ある程度ということを前提
としてでも起こりうる状況を予測し、それに合う行動を計画し
ておくことで、経営環境の変化に柔軟に対応することができる
ようになります。
成り行き的なサロン経営では、常に変化する経営環境に柔軟に
対応することができず、あるべき姿に到達するのは困難です。
●２つ目は、自サロンの問題を把握し、問題があればしかるべ
き対応をとることができるようになるからです。
経営計画があれば結果と比べることができ、その差異から自サ
ロンには問題があるのか？問題があるとすれば何が問題なの
か？ということを把握できるようになります。もちろん、問題
があればしかるべき対応が必要です。
しかしながら、経営計画がなければどうでしょう？結果と比べ
る基準がないため、自サロンの問題を把握することは困難です。
このような状態では、もしも自サロンに問題があったとしても
それに気づくことができず、しかるべき対応をとることができ
ません。これではマズイですよね。
●３つ目は、スタッフの意識を統一して組織力をアップさせる
ためです。
経営計画を立てることでサロンの進むべき方向性が明確になり、
その方向性のもとにスタッフの意識を統一させることができま
す。意識の統一はスタッフの力を集中させることにつながり、
組織力のアップが期待できます。もっとも、これには経営計画
の内容をスタッフにオープンにする必要があります。
●このように、主に３つの理由からサロンにおいて経営計画は
必要なのです。この他にも、借入れなど資金調達をする場合に
は、資金提供者に対しての説明資料として経営計画は必要です。
経営計画なきサロン経営は航海図を持たずに航海するようなも
の。しばしば経営計画がないサロンを見かけますが、今回のレ
ッスンを機にサロンにおける経営計画の必要性を理解しましょ
う。
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は9月20日（土）です。お楽しみに！
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新着情報のコーナーでお知らせしましたが、9月22日（月）か
ら「サロン経営『寺小屋』勉強会」をスタートします。
⇒ 「サロン経営『寺小屋』勉強会」のページ
http://ccnslt.com/wp/?page_id=589
勉強会はコアコンサルティングの事務所で開催するため新潟県
内のサロン様が対象となりますが、状況をみながら今後はいろ
いろな場所で開催したいと考えています。サロン経営を勉強し
てレベルアップしたい！という方はぜひお申し込みください。
私と一緒に勉強しましょう。
今日はありがとうございました。
次回をお楽しみに(^-^)。
┌───────────────────────────
│■こちらもご覧ください
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■「サロン経営『寺小屋』勉強会スタート！受講者募集中
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2008年8月31日 第27号
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ュ」に、スタート時１ヵ月間の料金が半額になる「お試しス
タート制度」ができました。
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中小企業診断士の美容室経営コンサルタント、コアコンサルテ
ィングの土田正憲（つちだまさのり）です。
先週日曜日に35歳になりました。
30歳から35歳までは本当にあっという間でしたが、これからも
自分の役目を見極め、その役目を全うしていきたいと思います。
さて、今日の『美容室経営メルマガ講習会』は、前回に引き続
き「サロンコンセプト」についてです。
では、さっそく始めましょう！
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美容室における経営上のお悩みをテーマとしてとりあげ、相談
形式で美容室経営をレッスンします。
——————————————————–
【さて、今日のお悩みは・・・】
サロンコンセプトが大切といわれますが、サロンコンセプトっ
て具体的にどういうものなのでしょうか？
——————————————————–
【今日のポイント】
サロンコンセプトとは、[１]だれに、[２]なにを、[３]どのよ
うに提供するサロンかを、キャッチフレーズ風に表したもので
す。
────────────────────────────
●前回のレッスンでは、サロンコンセプトとは、[１]だれに、
[２]なにを、[３]どのように提供するサロンかを、キャッチフ
レーズ風に表したもの、とお話しいたしました。
⇒ 前回のメールマガジン
★ http://ccnslt.com/wp/?p=558
今回のレッスンでは後編として、[１]だれに、[２]なにを、
[３]どのように、についてお話しいたします。
●[１]だれに・[２]なにを
「だれに」とは、サロンがターゲットとする顧客層のことであ
り、「なにを」とは、ターゲットとする顧客層がもつニーズを
満たすために、サロンは何を提供するのか、ということです。
サロンはターゲットとする顧客層を明確にする必要があります。
こうすることで、サロンは自らがもつ人や技術などの経営資源
を効率的かつ効果的に活用することができるようになります。
また、サロンはターゲットとする顧客層を明確にするとともに、
そのターゲットとする顧客層がもつ「どのようなニーズに対し
て、何を提供すべきなのか」もあせて明確にする必要がありま
す。
たとえば「いつも健康でキレイな髪でいたい」というニーズに
対し、「独自のトリートメントメニューと丁寧なアドバイスを
通じて健康でキレイな髪を提供する」というようなことがあげ
られます。
ターゲット顧客層に関しては参考として『美容室経営メルマガ
講習会 第２号』をご覧ください。
⇒『美容室経営メルマガ講習会 第２号』
http://ccnslt.com/wp/?p=121
●[３]どのように
「どのように」とは、ターゲットとする顧客層がもつニーズを、
どのような能力や方法で満たしていくのか、ということです。
ターゲットとする顧客層がもつニーズに対して提供するものは、
サロンの強みが生かせるものでなければなりません。
強みとは、たとえば「トリートメントに関する情報収集力と、
それによる豊富な知識、メニュー開発力」や「ヘアスタイルに
関する情報収集力と高度なカット技術」などがあげられます。
●実際に[１]だれに、[２]なにを、[３]どのように、を明確に
する際は、SWOT分析（内部環境と外部環境から将来の進むべき
方向性を導く分析のこと）などを利用します。
今回のレッスンではSWOT分析について詳しくはふれませんが、
参考として昨年私がブログでご紹介したトリートメント専門サ
ロンの事例をご覧ください。このブログをご覧いただければ、
[１]だれに、[２]なにを、[３]どのように、を明確にする方法
が一通りご理解いただけるでしょう。
⇒ 『美容室経営コンサルタントのブログ』
http://tuchi.air-nifty.com/blog/2007/01/post_7983.html
●前回のレッスンでお話ししたように、サロンコンセプトはサ
ロンの市場内における生存領域（範囲）であり、またサロンの
構成要素を規定する大切なものです。
貴サロンではサロンコンセプト（[１]だれに、[２]なにを、
[３]どのように提供するサロンか）が明確になっていますか？
確認してみましょう。
━━━━ おつかれ！ 今日のレッスンはここまで ━━━━
次回のメルマガ講習会は9月10日（水）です。お楽しみに！
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すでにお知らせしましたが、コアコンサルティングでは、９月
から毎週月曜日に「サロン経営相談会」を実施することになり
ました。１回（日）の相談会では２サロン（社）のみですが、
手頃な料金でサロン経営相談を利用することができますので、
ぜひご活用ください。
⇒ サロン経営相談会
★ http://ccnslt.com/wp/?page_id=563
また今後は、寺小屋方式の勉強会も実施する予定ですので、決
定次第、お知らせいたします(^-^)。
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■サロン業績改善の勘所「サロン経営診断」
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土田正憲（中小企業診断士・一級販売士）
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